大きな掃除ロボット!
広島駅北口のペディストリアンデッキの上を、
オレンジ色の1m四方はあろうかという大きな機械が自走していた。
心配そうに、係員らしき人が何人もその動きを見守っていた。
掃除ロボット?
よく見れば、脇に「swingobot2000」と書かれたパネルが貼られていた。
最近はテレビでも家庭用のロボット掃除機のCMが流れているが、
大して広くない家で、なんでロボット掃除機なんかにやらせる必要があるんだと思っていたが、
叔母さんの家では大変重宝しているといっていた。
出かけるときにスイッチを入れれば掃除してくれるので、大変助かるといっていた。
値段も数万円で買えるのだといっていた。
フーン。
家庭用ロボット掃除機は東芝やパナソニックなどでも販売しているが、
アメリカの「アイロボット社」の「ルンバ」は日本のロボット掃除機の中ではシェアが8割にも達しているとのことだ。
それが今度はビルや駅のひろーい床の掃除をしてくれるロボットだというのだ。
「swingobot2000」はスイスのTASKI社が開発したものだという。
以前は駅やビルなどの床を、人がモップで掃除していたが、
最近は大きな掃除機を操作して掃除するのをよく目にしていた。
それが今度はスイッチをいれれば、自動で掃除してくれるロボット掃除機が開発されたというのだ。便利そうだ。
公共のスペースで使用する時は、人の飛び出しに上手く反応できるのか心配になるが、
反応速度は0.48秒と速いというし、
ロボットの動くスピードは人の歩く速さと同じ程度だし、
人とぶつかって怪我するということはなさそうだ。
国内ではすでにJRの駅構内、関西エアポート、東大附属病院など、既に10台前後が導入されているとのことだ。
人通りの多い通路などで、こびりついて取れなくなったガムだろうか、ヘラで取っている姿をよく見かける。
そうしたことにも対応できるのだろうか。
まあどちらにしろ、
掃除なんて面倒くさいことはロボットがやってくれたら助かる。
こうして、世の中あれよあれよという間に進化していくのだろう。
元安川
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