試さないで!緊急通報
Apple社のスマホ iPhoneにはボタンの長押しなどで、すぐに緊急通報が行える機能が備わっています。さらにスマートウォッチである Apple Watch には本人の健康状態に異常があったと感知すると、自動的に緊急通報が行われる機能があります。
この機能により多くの命が救われています。
当然、その機能を試すと、110番や119番にかかってしまうので、アメリカなどでは「あなたのiPhoneは確実に動作するので、緊急通報を試さないように」というCMが流されているようです。
具体的に書くと、iPhoneやApple Watchともにボタンの長押しで、緊急通報の画面が出て、その場所によって、警察、消防、海上保安庁、そしてキャンセルという選択肢が表示されます。
また、Apple Watchの場合は、転倒した時や、運動もしていないのに心拍数が高い状態が一定以上続くと、アラームが鳴り、本人がキャンセルしなければ、自動的に緊急通報を行います。
転倒感知の時は「転倒しましたか」という表示が出るので、転倒でなかった場合は、「大丈夫です」をタップすることによって、AIがその人固有の転倒について学習します。
異常感知による自動緊急通報はGPS情報から、現在、本人がいる国の緊急通報先に対して行われ、日本の場合は119に電話をし、倒れた人がいることと位置情報を自動音声で伝え、その音声は、周囲にも聞こえるように繰り返され、周囲に人がいれば、緊急連絡先と話せるようにもなっています。
そして、緊急連絡が終わると、周囲へのアナウンスも続けながら、登録されている緊急連絡先にSMSで、異常の内容と地図データが送信されるようになっています。
いずれにしても、Apple製品の緊急通報は確実に動作しますから、決して試さないでください。
*お願い
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