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2019年1月16日 (水)

テスラがトヨタを超えた理由

この記事は、素朴さんのコメント「それにしても広大なアメリカで航続距離の短い電気自動車が普及しているのが不思議です。」に対するものです。

テスラはアメリカでトヨタ、ホンダ、ベンツを凌ぐ売上をあげている自動車メーカーです。それも100%電気自動車のメーカーです。いわゆるアメ車であるEVがトヨタ、ホンダ、ベンツを抜いたという現実は、俄には信じ難いものです。

私は、このテスラの快進撃は、AppleがiPodを発売した時の状況に極めて似ていると思いますし、それだけに、それがiPhoneへと繋がり、今のスマホ社会へと繋がったことから考えても、テスラは社会を大きく変える企業だと思っています。

iPodのような携帯音楽プレーヤーは、ソニーのウォークマン以来ずっと進化を続け、決して珍しいものではありませんでした。ただ、iPodが従来の携帯音楽プレーヤーと決定的に違っていたのは、ボタンが一つになり圧倒的に使い易い操作性と、ハードディスクの採用により桁違いになった容量、そして非常に安く簡単に音楽を買えるiTunesストアの整備でした。

https://www.youtube.com/watch?v=6rfvr-LcY-w

それと同じようなことを電気自動車で行ったのがテスラでした。

テスラは早くから航続距離600キロ以上の車種を出しました。最近の米国の番組で行われたコンパクトEV比較で、シボレーとヒュンダイ(韓国)が比較されていましたが、リーフを入れなかった理由に、航続距離が短すぎて比較にならない、ということがあげられていました。

テスラは、テスラ専用の超急速充電設備をアメリカ中に設置しています。日本によくある充電設備は最近まで1基のものが多く、高速道路のサービスエリアでも殆どが未だにそうですが、テスラ専用の充電設備には超急速充電器が十数基がずらっと並び、サービスエリアのように飲食サービスやWi-Fi付きの休憩設備を持ち、更に太陽光発電と蓄電池がセットになっています。

https://www.youtube.com/watch?v=3iBe2aJk2Pk

実はEVというのは、製造段階ではガソリン車より多くの二酸化炭素を出し、燃料が火力発電などで作られた電気では、それほど低炭素とは言えません。これはEVに否定的な学者達が声を大にして主張しています。そういう意味で水素自動車などは論外というわけです。

ですからEVでは自然エネルギーとセットでなくては温暖化対策にはならず、現実にもEVを持っている人の多くが太陽光発電システムも持っていますが、数百キロの移動が日常的なアメリカでは外での充電も必須ですから、テスラは充電設備でも、それを実現しています。テスラの充電設備には太陽光発電とバッテリーがセットになっていますし、更に、テスラは住宅用にも高性能で安価なソーラー発電パネルやバッテリーを販売しています。

AppleがiPodを発売し、爆発的に普及させた背景に、iTunesストアがあったように、テスラは膨大な数の充電設備と自然エネルギーをセットで、つまり製品と、それを使うインフラをセットで、EVを普及させているのです。

https://www.youtube.com/watch?v=qjC8nfstH-M

日本のEV自動車メーカーどころか、国も行政もEVを本気で普及させる気はないということは、一ベンチャー企業のできることを、どこも行っていないことからも分かります。

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工場長さま

工場長さんのお宅でも、
太陽光発電の余剰電力を使って、電気自動車の充電施設を作ったらどうでしょうか。
周辺の住宅を巻き込んで、
広島初のスーパーチャージャーとなることも考えられますね。

投稿: 元安川 | 2019年1月16日 (水) 18時14分


元安川さん

Appleが経営危機に陥った時、ジョブズがAppleに復帰して一番に行ったことは、販売店の整理でした。つまり、コンピュータを売っても、顧客を丁寧にフォローできないところは片っ端から切り捨てたわけです。それは販売店だけに留まらず、当時はApple以外にもあったMacを作るパソコンメーカーも全て切り捨て、マイクロソフトとは真逆のことを行いましたが、それはその後の成功=世界一の企業への道に結びついています。

テスラも同じように販売代理店は設けず、直営で売り、成功していますが、スーパーチャージャーもただ充電ができれば良いということではなく、それなりの高いハードルを設けているはずですから、我が家のように、家庭用のソーラーパネルや住宅地のスペースでは、少々集まったところで、とても無理だと思います。

このようなところにも、顧客満足度世界一と認められているアップル社と同じように、テスラでも、ただ優秀な製品を作るだけでなく、販売からアフターサービスまで、顧客に対して総合的な満足の提供を行っているという共通点を感じます。

実は、今日もあるレンタカー会社の人がきて「プリンスホテルにレンタカーを届けることがよくあるが、リゾートホテルのようにホテル自体が取り組んでいないので顧客には不便な面が多い」と言っていました。やはり、広島で最初のスーパーチャージャーはグランドプリンスホテル広島あたりが相応しいように思います。日本初のテスラレンタカーの取扱を含めて。

投稿: 工場長 | 2019年1月16日 (水) 18時39分


アップルとテスラが提携すると史上最強の企業が生まれるように思いますかどうでしょうか。

投稿: リンゴファン | 2019年1月16日 (水) 20時28分


リンゴファンさん

さて、それはどうでしょうか。
私は「史上最強の企業」という存在は進歩に対しては良くないように思います。

ただ、テスラの最新車種でありテスラの中では安価なモデル3には、iPhone用のコネクターが付いていますし、iPhoneのShourtcutというアプリを使えば、Siriを使って、音声でテスラを動かすこともできます。

このように水平的な連携で広がっていくのが良いように思います。

投稿: 工場長 | 2019年1月16日 (水) 20時37分


YouTubeでテスラのモデル3をみましたが、本当にボタンやスイッチそしてメーター類のないフロント周りは、ボタンだらけのスマホしかなかった時代に登場したiPhoneを彷彿とさせますね。形はリーフより普通な感じがしていましたが、中身は未来のクルマですね。あと数年で全てのクルマがこうなるでしょうね。ガラケーがなくなってスマホの時代がきたように。

投稿: 野田 | 2019年1月18日 (金) 06時09分

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コメント

工場長さま

工場長さんのお宅でも、
太陽光発電の余剰電力を使って、電気自動車の充電施設を作ったらどうでしょうか。
周辺の住宅を巻き込んで、
広島初のスーパーチャージャーとなることも考えられますね。

元安川さん

Appleが経営危機に陥った時、ジョブズがAppleに復帰して一番に行ったことは、販売店の整理でした。つまり、コンピュータを売っても、顧客を丁寧にフォローできないところは片っ端から切り捨てたわけです。それは販売店だけに留まらず、当時はApple以外にもあったMacを作るパソコンメーカーも全て切り捨て、マイクロソフトとは真逆のことを行いましたが、それはその後の成功=世界一の企業への道に結びついています。

テスラも同じように販売代理店は設けず、直営で売り、成功していますが、スーパーチャージャーもただ充電ができれば良いということではなく、それなりの高いハードルを設けているはずですから、我が家のように、家庭用のソーラーパネルや住宅地のスペースでは、少々集まったところで、とても無理だと思います。

このようなところにも、顧客満足度世界一と認められているアップル社と同じように、テスラでも、ただ優秀な製品を作るだけでなく、販売からアフターサービスまで、顧客に対して総合的な満足の提供を行っているという共通点を感じます。

実は、今日もあるレンタカー会社の人がきて「プリンスホテルにレンタカーを届けることがよくあるが、リゾートホテルのようにホテル自体が取り組んでいないので顧客には不便な面が多い」と言っていました。やはり、広島で最初のスーパーチャージャーはグランドプリンスホテル広島あたりが相応しいように思います。日本初のテスラレンタカーの取扱を含めて。

アップルとテスラが提携すると史上最強の企業が生まれるように思いますかどうでしょうか。

リンゴファンさん

さて、それはどうでしょうか。
私は「史上最強の企業」という存在は進歩に対しては良くないように思います。

ただ、テスラの最新車種でありテスラの中では安価なモデル3には、iPhone用のコネクターが付いていますし、iPhoneのShourtcutというアプリを使えば、Siriを使って、音声でテスラを動かすこともできます。

このように水平的な連携で広がっていくのが良いように思います。

YouTubeでテスラのモデル3をみましたが、本当にボタンやスイッチそしてメーター類のないフロント周りは、ボタンだらけのスマホしかなかった時代に登場したiPhoneを彷彿とさせますね。形はリーフより普通な感じがしていましたが、中身は未来のクルマですね。あと数年で全てのクルマがこうなるでしょうね。ガラケーがなくなってスマホの時代がきたように。

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