地域のアートイベントとゲロンパ
正月休みの間、iPadのアルバムを見ていたら、
半年くらい前に、友人から面白い写真が送られてきていた。
新潟の芸術祭に出品された作品をコピーしたのだというが、
田圃の畔に置かれた人の背の高さくらいある可愛いカエルの大きな口に
刈り取った草をいれて、堆肥を作るのだという。
面白い!
私は本物を見てないから実際はどうなのか、上手く堆肥が作れるのかわからないが、そのコンセプトが面白い。
調べていくと、製作は2009年5月、製作者は大西治、雅子のご夫妻とのことだ。
ある友人は
「アートは日常の連続の中にこそあると思うのですが、まだまだ私の周りでは断絶があって、面白くありません。
余裕がないのですね。
広島の現代アーティストたちは、余裕のある面白いものをつくってはいるのですが、世の中の人の共感を得られていません。」
と嘆いていた。
展示した「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」のHPを見ると、
「過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。
農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、「人間は自然に内包される」を基本理念としたアートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。
2018年には約54万人の来場者数を記録し、経済効果や雇用・交流人口の拡大をもたらしています」
と書かれている。
かなりの歴史はあるんだ。
集客力もある。
広島には広島市立大学芸術学部もあり、3つの美術館もあり、ギャラリーもたくさんある。
このイベントの総合ディレクターは北川フラム 氏とのことだか、
イベントを起こすには、そうしたプロデューサーも必須の条件だろう。
広島にはポテンシャルはあるのだ。
平和をテーマにした
広島らしいアートイベントが起こることを、期待したい。
元安川
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