網膜に直接映像を投影
昨年、いよいよ前期高齢者(65歳)になりましたが、それを堺に、急激に老眼が進みました。先週まで読めていた文字が急に読めなくなり、ハズキルーペの広告も他人事ではなくなりました。
とはいえ、百均でも売っているような光学レンズのメガネは今更ですので、興味は専らレーザー式アイウェアです。
レーザーで直接網膜に映像を映すという技術は、AR(拡張現実)や電子アイウェアの延長として、色々と実験的なものが数年前からありましたが、昨年くらいからARの普及とともに、一般的なものが市販され始めています。
網膜にレーザーで映像投影 近未来の眼鏡型デバイス「RETISSA Display」を体験
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/18/news106.html
更に、この技術は視力に影響されずに映像を見せることができるので、全国にいる150万人のロービジョン(視機能が弱く矯正もできないが全盲ではない人)のうち、10%およそ15万人程度の人には映像を見せることができるとされています。
この方式は、近視、遠視、乱視、老眼などの人も矯正することなく鮮明な画像を観ることができますし、ARにおいても真価を発揮し、4K時代と相まって、普及していくことも期待できます。既に、放送においても眼鏡型レーザーデバイスを前提とした取り組みが始まっています。
レーザーで網膜に映像投影 視力によらず見られる放送、スカパーJSATが提供へ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1810/25/news060.html
現在のレーザー式アイウェアは、まだかなり高価ですが、普及すれば急激にコストダウンすることは間違いなく、視覚障害者も待ち望んでいますし、ARの普及もまだまだ進むはずですから、ハズキルーペ並みとまではいかなくても、スマホ並みの価格で買える日も、それほど遠くないように思います。
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