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2019年1月12日 (土)

テスラの大規模蓄電池

太陽光発電や蓄電池というのは、かつては高コストな電源でしたが、テスラが南オーストラリア州に設置した大規模蓄電池が、電力シェアの55%を占めただけでなく、電気料金を90%も引き下げたというデータが発表されたのは、既に1年近く前のことでした。

このことは以下に詳しく載っています。
https://reneweconomy.com.au/the-stunning-numbers-behind-success-of-tesla-big-battery-63917/

この大規模蓄電池は世界最大規模であることや、非常に短期間で完成して稼働した事実もさることながら、最も驚かされるのは、総電力量のわずか2%に過ぎない容量の蓄電池が、収益の55%を叩き出してしまったという事実です。

テスラの大型バッテリーは、設計から運用まで僅か4.5か月の間に、補助金なしで、9,100万ドルの費用で製造され、昨年の収益は2,400万ドルで、さらにコストを下げることによって、消費者には初年度で5,000万ドルの利益をももたらしています。

従来、電力は貯めることができない、仮に貯めたとしても、大規模蓄電池のコストは何十年も僅かしか下がっておらず、メリットがない、と言われていたことを、テスラは完全にひっくり返してみせたわけです。

実は、テスラの凄いところは、単に電力を貯めて供給するということだけではなく、0.2秒で電力の受給をコントロールするという、まさにスマートグリッドの構築により、従来の無駄な発電を抑え、効率の良い電力供給システムを構築したことにあります。

更に、テスラの住宅用バッテリーも電気自動車用バッテリーも、災害が近づくと、普段は抑えている充電容量を100%まで上げて、災害に備えます。そしてスーパーグリッドとも言えるスマートグリッドにより、電力の受給に関する被害は最小限に抑えます。

それに加え、テスラの充電施設には太陽光発電と大容量バッテリーが備わっており、ショッピングモールなどでも、こうした設備が充実すれば、いざという時の発電所が街中にあることになります。

これで益々、出力の調整ができず、地震がある度にその状態を放送しないといけないほど脆弱で危険で高コストな原発は、電源としては何の意味もなく、お荷物でしかなくなりました。

原発大国のフランスでも、再生可能エネルギー化を勧めるNeoenがテスラの大規模蓄電池を導入しています。テスラはEV、自動運転にとどまらず、電力、ロケット、惑星への移住まで手がけており、かつてのApple以上に社会を変えていくかも知れません。
https://youtu.be/wbSwFU6tY1c

https://www.youtube.com/watch?v=rE1ASwz-ZwA

ただ、その前に既存の自動車メーカーには大きな危機が迫っています。
https://www.youtube.com/watch?v=jfqDKoN3EcA

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最も期待されていたイギリスへの原発輸出もとん挫してます。日本政府はいつまで幻を追って日本を疲弊させるつもりなのでしょうか。

投稿: 夢老い人 | 2019年1月12日 (土) 18時16分


夢老い人さん

私がこの件で最も面白いと思ったことは、このニュースが流れた途端に日立の株価が急騰した、ということです。

つまり市場は原発の売り込みが失敗した方が、日立にとっては良いと考えているということで、日本政府より市場の方がずっと正しい見方をしているということでした。

投稿: 工場長 | 2019年1月14日 (月) 06時38分


それにしても広大なアメリカで航続距離の短い電気自動車が普及しているのが不思議です。

投稿: 素朴 | 2019年1月16日 (水) 07時45分


素朴さん

これについては、少し長くなりそうなので、また記事としてアップしたいと思います。それこそが日本の自動車メーカーに最も欠けていることであり、日本の自動車メーカーにEVを普及させる気がないことの査証です。

投稿: 工場長 | 2019年1月16日 (水) 08時04分

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電力問題」カテゴリの記事

コメント

最も期待されていたイギリスへの原発輸出もとん挫してます。日本政府はいつまで幻を追って日本を疲弊させるつもりなのでしょうか。

夢老い人さん

私がこの件で最も面白いと思ったことは、このニュースが流れた途端に日立の株価が急騰した、ということです。

つまり市場は原発の売り込みが失敗した方が、日立にとっては良いと考えているということで、日本政府より市場の方がずっと正しい見方をしているということでした。

それにしても広大なアメリカで航続距離の短い電気自動車が普及しているのが不思議です。

素朴さん

これについては、少し長くなりそうなので、また記事としてアップしたいと思います。それこそが日本の自動車メーカーに最も欠けていることであり、日本の自動車メーカーにEVを普及させる気がないことの査証です。

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