不思議なイベント ネット時代のイベント
不思議なイベント、ネット時代のイベント
友人の瀧口希望さんが、なんとも不思議なイベントを開いた。
東京 山手線田町駅から歩いて4〜5分、真新しいビルの1Fを貸し切って、
点描画、ハンドメイドのピアス、コント、書、服創り、靴磨き、ピアノの即興演奏、歌、フラクタルの理論を応用したCG・・・
入場料は無料、イヤリング等販売されているのは材料費程度の価格がつけられているが、LIVEのパーフォマンスは無料だ。
この日1日限り、12時〜19時までのちょっと不思議なイベントだ。
https://www.suki-bunkasai.site/#/
パンフレットには、
「大のおとなたちの「ひとつ・ヒトツ」が、
化学反応をおこす文化祭です」
「ひとつ・ヒトツの文化祭」は、デザイナー・イラストレーターの瀧口希望を主催として、2017 年に始まった活動です。
特技やすきなことを隠し持っている友だちに、その隠し持っているものを展示やパフォーマンスとして発表してもらおうというものです。
おとなになった私たちは、社会の中で生きながら、すこし素直な自分を忘れがち。
だけれど、この活動によって、出展するひとも、見に来てくれたひともそれぞれに、すきなことをするっていいなあと、自信を持ってもらえたら最高だと思っています。
文化祭は、そんなおとなたちの「すき」で埋め尽くされた、「すき」を大切にし続けるためのプラットフォームです」
とのことだ。
ちょっと分かりにくいが、要するに、
出品、出演して人達は、日頃の仕事のほかに、秘められたクリエーターとして活動をしている。
そんな活動の成果を見て欲しいということと、。
そんな活動をLIVEで、見たり聞いたりするのも面白い、楽しいですよということで、
こんな場を設定しましたということのようだ。
会場には常時60〜70人はいる。
狭い会場は満室状態だ。
主催者の瀧口さんの知り合いの出品者、出品者の知り合い・・・と言った具合に、facebookやメールで誘われたのだろう。
玄人はだしの能力を持った人は沢山いる。
そうでない人も、このプロジェクトを契機に、
「誰でもがクリエーターだ」となる。
そんなチャンスを、瀧口さんは創りだしたというわけだ。
費用はどうしているのかわからないが、
こうした活動にはそれなりにお金がかかる、
「クリエーターを月額100円から支援するネットサービス」
という事業も生まれているようだ。
誰でもがクリエーターになれるイベントは、
ネット時代のイベントだとも言える。
広島でもやったらいい。
こんな活動をするグループが世界のあちこちで生まれ、
そして、それらがネットワークを作っていったら、
世界は楽しくなる!
元安川
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