サンタクロースの絵のある住宅
もうすぐクリスマスだ。
階段を上がり、白く塗られた細い金属棒で作られた門を開け、玄関に入ると、壁に設けられたガラス窓の向こうに緑の庭が見える。
ドラマチックに演出された階段、玄関、がらす窓、庭が展開している。
美しいストーリーがありながら、きちんと安全性は確保されている。
相当に洗練された建築家が設計していることが窺える。
ガラス窓には、なんともマンガチックなサンタクロースの絵の描かれた布が掛けられている。
どうも手拭いのようだ。
可笑しい。
ガラス窓が和風の玄関に置かれた衝立のような役割を果たしている。
彼は、近々息子さん夫婦と同居することにしたので、
止むを得ず、この洒落た家を壊し、建て替えることにしたのだという。
木造の日本家屋は、壊して建て替えることができるからいいといえばいえるが、
なんとも勿体ない。
どんなストーリーの新しい住宅ができるのだろうか、
楽しみでもある。
元安川
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