高架下の農業 と 人生100年時代
先日、久し振りに東京ー広島を往復した。
普段は日経新聞の電子版を読んでいるが、
そんな日は、行きは朝日新聞、帰りは朝日新聞を買って読む。
1日だけの新聞を買えるのがいい。
3つの新聞はそれぞれに違った趣きがある。
テーマは同じようでも、大分中身が違ってくる。
中国新聞には、
「瀬戸田高校が空き家・農地の再生」に取り組んでいるとの内容の記事が載っていた。
朝日新聞の朝刊東京版には、
「鉄道の高架下農業の可能性」が取り上げられていた。
光源をLEDに変更したことやIT化することで、収量が3倍にアップしたというのだ。
さらにハウス栽培にすることで、虫や菌に犯されることなく、
採ってそのまま食べられることにも大きなメリットがあるという。
街中にある高架下の空きスペースの有効利用することに、鉄道各社は知恵を凝らしているというのだ。
2つの新聞とも、あまりふれては触れていないが、
ちょっと面白いのは、
これからの時代にあって、
若くなければできない運転手等からリタイアした人、あるいは高齢者に仕事を提供できることではないだろうか。
迫り来る人生100年時代にあって、極めて意味のあることだろう。
そうしたことができれば、日本の1人あたりのGTPは25位程度と極めて低いとも言われていることに対しても、効果的なことだろう。
空き家、空き地問題、農地問題を、それぞれ個別に解くのでなく、
「空き人」となった人の仕事を提供することを絡めて解くことで、新たな展開が生まれてくるようにも思う。
広島には山陽新幹線の高架下も広大な空き地になっているではないか・・・
元安川
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