並木通りに案山子 ?
新興住宅地の中にポツンと取り残されたようにある畑で「農作業をしている老夫婦?」
近寄ってみれば、案山子(かかし)ではないか。
上手く騙された。
我ながらおかしくなった。
よくできている。
畑で椅子に座っているのも可笑しいといえば可笑しいが、
ここまでくると単なる案山子というより、一対の現代アートだ。
これまではロダンの「考える人」やミケランジェロの「ダビデ像」のように宗教的な作品が彫刻と見なされてきたが、
最近にあっては、草間彌生の水玉模様のカボチャだって、村上隆のフィギュアだって、素晴らしい作品として世界的に評価されている。
この案山子だって、生活に密着した彫刻といえるのではないだろうか。
割烹着を着たりしているから、雨に濡れて、しばらくすれば、風化してしまうのも、その儚さがいいといえばいえる。
後に残るのはYouTube等のネットの画像というのも面白い。
こんな案山子を集めて並木通りに展示したら面白そうだ。
並木通りは340mもあるという。
案山子をテーマにした作品を全国から募集し、「案山子グランプリ」を開催してもいい。
地元広島はアニメ「この世界の片隅に」の登場人物の案山子を作って応募したらどうだろう。
「案山子の並木道り」として有名になるかもしれない?
元安川
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