板蕎麦と亀齢八拾
板蕎麦と亀齢八十
久しぶりに、京橋東詰にある「香り家」にいった。
今回で3度目だ。
食べログのポイントはさして高くはないが、
https://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340102/34023935/
私はすっかり気に入っている。
このシンプルな空間と
夕暮れの橋の上を通る人、車の流れ、川の流れの向こうに建つビルを見ながら、
酒を呑み、蕎麦を食べ、お喋りするのはなんとも楽しい。
この日は、何故か、客は中年の男性の1人客がほとんどだ。
臆病な男は行ったことのない店にはなかなか行かないものだが、
ここはそんな男達を引きつけるフェロモンがあるようだ。
お通しとしてでてくる小さな揚げ玉のようなものは、蕎麦の実を揚げたものだという。
これもなかなかの味だ。
グラスは江戸切子だろうか、
「綺麗八拾」がグラスに溢れそうに注がれる。r
これが最高に美味い。
蕎麦が竹製のザルにもられてくるのでなく、
薄い板の箱にもられてくる。
酒を呑みながら、ゆっくり食べる間に、蕎麦が乾かず、しっとりとしているのはいい。
私は完璧な「うどん派」で、「蕎麦」は嫌いだったが、
ここの蕎麦は圧倒的に美味い。
そういえば、亡くなった父は「蕎麦派」だった、
なんていうことも思い出した。
蕎麦をメインにして、建築空間、酒、肴、サービス、全てに、きちんと神経が行き届いている。
心地よい。
元安川
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