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2018年2月 8日 (木)

仮想通貨の落とし穴

私の周りには仮想通貨、主にビットコインで、数億円儲けた人から、先週買って数分後には数万円、数日後には数十万円損した人までいますが、先日は税理士の方と話していて、手数料に関して勘違い、あるいは騙されている人が多いことに気づきました。

ビットコインに代表される仮想通貨はブロックチェーンという技術に信用を担保されており、その技術は疑いようのない素晴らしい技術であり、ビットコインは手数料の要らない決済用の国際通貨として拡がっていくはずでした。

ところが投機対象となってしまい、ペイオフ(1,000万円までの預金保護)もなく利息も付かない仮想通貨が、さらにギャンブルの対象になるという致命的な欠陥を持つということが分かってしまったわけです。

そもそもは、現在の米国で「庶民の年収が300万円、ファンドマネージャーの年収が300億円」とも言われるような極端な収入格差が、グローバリズムで世界中に拡がり、技術革新で上がった収益も、その殆どが金融に流れてしまうという社会に最も大きな問題があり、更に低金利政策によってお金の行き場が金融商品に集中していることも問題なのだと思います。

ただ、金融商品化している仮想通貨ですが、私の周りで言えば、株やFXすら行ったことのない人が多く、ビットコインの手数料についてもよく理解していない人が多いようです。

私もそうですが、これまでビットコインを説明する時に、最も大きな特徴として語られることは、政府や銀行が関与していない分、手数料がかからず、限りなくゼロに近い費用で送金できるというものでした。

ところが、金融商品としてみる場合、普通に売り買いしてしまうと、かなりの手数料を取られてしまいます。

仮想通貨を扱うのは取引所と呼ばれ、これは銀行にあたるものです。この「銀行」の中に、さらに「販売所」と「取引所」があります。ここが、株の売買やFXの経験のない人には分かり難いのですが、「販売所」は設定された価格で売買するもので、買値と売値の差=スプレッドが数%あります。

これに対して「取引所」は指値=自分が指定した価格での売買が可能ですから、手数料は限りなくゼロに近づきますが、価格を設定するのは自分であり、その値付けでいつ売買できるかは分かりません。

ここで、販売所での買値と売値の差=スプレッドは実質的には手数料なのですが、どこも決して手数料とは呼ばず堂々と「手数料無料」と表示しています。

これは大手銀行でも行っている表示で、例えば、為替手数料1ドルあたり1円と書きながら、下の方にスプレッドが1ドルあたり2円(通貨によっては8円)と書かれていたりします。つまり実質を書けば、片道3円、往復で6円、つまり1ドル100円なら6%の手数料ということになります。これで年利3%という外貨預金をすれば、実質はマイナス3%のマイナス金利というわけです。

Photo

こうしたことは株やFXをやっている人にとっては当たり前のことかも知れませんし、小学生でもできる計算なのですが、それでも私には、何割かの人は誤解することが分かっていて、それを期待している詐欺的行為だとしか思えません。

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恥ずかしながら私も全く気づきませんでした。
ビットコインを買おうとは思いませんが、外貨預金はいいのかもと思っていましたが、実質手数料を差し引いて考えないといけなかったのですね。
いつも肝心なことは下の方に小さく書いてあるのですね。

投稿: マリア | 2018年2月 8日 (木) 08時02分


ビットコインにもメリットはあるが、ご指摘のとうりデメリットもある。コインが盗まれる
やマネーロンダリングに使われる、取引所の管理保管や税制の規定が不明等です。
最も注意が必要なのは投機目的でしょう。株に例えれば、トヨタやメガバンクの様に
毎日大量の取引がある企業は、仮に悪材料が出て株価が下げても一定の価格で
売りと買いで売買が成立する。ビットコインは取引量が少ないので投資家全員が
同じ方向を向いてしまって、商いが成立しなくて価格だけ値下がりする心臓に悪い
状況も想定されます。昔から言われている、生兵法は大怪我のモトです!

投稿: 鯉の応援団 | 2018年2月 8日 (木) 08時41分


マリアさん

不都合なことを書かないのは詐欺だと思いますが、小さく目立たないようにしか書かないのも同じことに思えます。安い手数料を大きく書いて、スプレッドを小さく書くのは詐欺的行為だと思います。

とは言え、為替の場合は金利以上に相場の方が大きく動きますし、仮想通貨に至っては%ではなく倍率で桁違いの動きをしますから、所詮ギャンブルにしか思えません。ギャンブルとしての規制はかけられないものかとも思います。

投稿: 工場長 | 2018年2月 8日 (木) 09時03分


鯉の応援団さん

最近になって仮想通貨を買った人に聞くと「スマホを見るたびに刻々と利益や損失が表示され、気になって仕事にならない」と言っていましたが、数年前に買った人は一瞬一瞬で数百万円あるいは数千万円の利益が上下するわけです。もともと数百円のものが数億円になっているとはいえ、精神衛生に良いわけはありません。

株にしても短期の売り買いはギャンブルでしかなく、携帯電話の契約のように2年に1度しか売れないとか、そういう縛りがあっても良いような気がします。

投稿: 工場長 | 2018年2月 8日 (木) 09時05分


普通預金の金利が0.001%、定期預金でも0.01%、それなのにちょっと時間外にATMを使うだけでも手数料取るのが今の銀行です。これではまるで預金するなと言うようなものですね。みんなに株や金融商品を買わせて、儲けたいと言う作戦なのでしょうか。これがアベノミクスの実態なのでしょうか。

投稿: 庶民 | 2018年2月 8日 (木) 10時18分


庶民さん

楽天銀行なら普通預金でも0.1%、イオン銀行なら0.12%ですから「大手銀行の100倍の金利」の金利をうたっていますが、元金の少ない私などには誤差の範囲です(^_^;)

それより、イオン銀行などはATMの利用も365日24時間無料だったりしますし、ネット専業銀行では、一定の条件で時間外のATMや他行への振込みも無料になりますし、利用に対してポイントを付ける銀行もあります。何よりネット専業銀行の多くはセキュリティも利便性も大手銀行とは比較にならない高いレベルです。

いずれにしても、アベノミクスは金融で儲ける人たちを潤し、実質賃金を引き下げ、格差を拡げただけかも知れません。

投稿: 工場長 | 2018年2月 8日 (木) 10時33分


金融商品には、まったく縁のない貧乏人ですが、仮想通貨って通貨とは言いますが通貨じゃないですよね。ましてや株とは違いますよね。
この取引には消費税はかからないのでしょうか?

投稿: やんじ | 2018年2月 8日 (木) 15時22分


やんじさん

仮想通貨はものやサービスではありませんから消費税は関係ありませんが、税金という面では、外貨や株よりは不利、というか預金や株が優遇されているのですが、それがないので、通常の所得になり、大儲けした人は半分は税金でもっていかれます。

ただ、通常の通貨に変えずに仮想通貨として使った場合の捕捉はかなり難しいのではないかとも思います。

投稿: 工場長 | 2018年2月 8日 (木) 15時39分


工場長さんも書かれているように大手銀行のセキュリティーはボロボロで、年間3000億円程度のお金が盗まれています。それが公表されないのは保険で補填しているからで、当然その保険料は預金者が負担することになり、いつまでも金利はゼロという仕掛けです。

投稿: 元銀行員 | 2018年2月 9日 (金) 15時58分


元銀行員さん

私も大手銀行のセキュリティが、私が50年前に大学で習ったレベルにも達していなかったことを記事にしたことがあります。AppleやGoogleなどとは比較にもならない、ネット専業銀行より遥かに劣るレベルでしたから、年間3000億円という額も不思議ではないように思います。

どうせ、その保険も系列企業で、お互いに儲けるばかりなのでしょうね。

投稿: 工場長 | 2018年2月 9日 (金) 16時14分

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コメント

恥ずかしながら私も全く気づきませんでした。
ビットコインを買おうとは思いませんが、外貨預金はいいのかもと思っていましたが、実質手数料を差し引いて考えないといけなかったのですね。
いつも肝心なことは下の方に小さく書いてあるのですね。

ビットコインにもメリットはあるが、ご指摘のとうりデメリットもある。コインが盗まれる
やマネーロンダリングに使われる、取引所の管理保管や税制の規定が不明等です。
最も注意が必要なのは投機目的でしょう。株に例えれば、トヨタやメガバンクの様に
毎日大量の取引がある企業は、仮に悪材料が出て株価が下げても一定の価格で
売りと買いで売買が成立する。ビットコインは取引量が少ないので投資家全員が
同じ方向を向いてしまって、商いが成立しなくて価格だけ値下がりする心臓に悪い
状況も想定されます。昔から言われている、生兵法は大怪我のモトです!

マリアさん

不都合なことを書かないのは詐欺だと思いますが、小さく目立たないようにしか書かないのも同じことに思えます。安い手数料を大きく書いて、スプレッドを小さく書くのは詐欺的行為だと思います。

とは言え、為替の場合は金利以上に相場の方が大きく動きますし、仮想通貨に至っては%ではなく倍率で桁違いの動きをしますから、所詮ギャンブルにしか思えません。ギャンブルとしての規制はかけられないものかとも思います。

鯉の応援団さん

最近になって仮想通貨を買った人に聞くと「スマホを見るたびに刻々と利益や損失が表示され、気になって仕事にならない」と言っていましたが、数年前に買った人は一瞬一瞬で数百万円あるいは数千万円の利益が上下するわけです。もともと数百円のものが数億円になっているとはいえ、精神衛生に良いわけはありません。

株にしても短期の売り買いはギャンブルでしかなく、携帯電話の契約のように2年に1度しか売れないとか、そういう縛りがあっても良いような気がします。

普通預金の金利が0.001%、定期預金でも0.01%、それなのにちょっと時間外にATMを使うだけでも手数料取るのが今の銀行です。これではまるで預金するなと言うようなものですね。みんなに株や金融商品を買わせて、儲けたいと言う作戦なのでしょうか。これがアベノミクスの実態なのでしょうか。

庶民さん

楽天銀行なら普通預金でも0.1%、イオン銀行なら0.12%ですから「大手銀行の100倍の金利」の金利をうたっていますが、元金の少ない私などには誤差の範囲です(^_^;)

それより、イオン銀行などはATMの利用も365日24時間無料だったりしますし、ネット専業銀行では、一定の条件で時間外のATMや他行への振込みも無料になりますし、利用に対してポイントを付ける銀行もあります。何よりネット専業銀行の多くはセキュリティも利便性も大手銀行とは比較にならない高いレベルです。

いずれにしても、アベノミクスは金融で儲ける人たちを潤し、実質賃金を引き下げ、格差を拡げただけかも知れません。

金融商品には、まったく縁のない貧乏人ですが、仮想通貨って通貨とは言いますが通貨じゃないですよね。ましてや株とは違いますよね。
この取引には消費税はかからないのでしょうか?

やんじさん

仮想通貨はものやサービスではありませんから消費税は関係ありませんが、税金という面では、外貨や株よりは不利、というか預金や株が優遇されているのですが、それがないので、通常の所得になり、大儲けした人は半分は税金でもっていかれます。

ただ、通常の通貨に変えずに仮想通貨として使った場合の捕捉はかなり難しいのではないかとも思います。

工場長さんも書かれているように大手銀行のセキュリティーはボロボロで、年間3000億円程度のお金が盗まれています。それが公表されないのは保険で補填しているからで、当然その保険料は預金者が負担することになり、いつまでも金利はゼロという仕掛けです。

元銀行員さん

私も大手銀行のセキュリティが、私が50年前に大学で習ったレベルにも達していなかったことを記事にしたことがあります。AppleやGoogleなどとは比較にもならない、ネット専業銀行より遥かに劣るレベルでしたから、年間3000億円という額も不思議ではないように思います。

どうせ、その保険も系列企業で、お互いに儲けるばかりなのでしょうね。

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