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2017年12月23日 (土)

美味い蕎麦・美味い酒・洒落た建築!

久ぶりに八丁堀から広島駅まで歩いた。
途中、猿猴川にかかる京橋の脇の堤の上にに新しい建物が堤できていたるのを見つけた。

なんとも不思議な建物だ。
灰色に塗られた分厚い鉄板が屋根、壁となり3方を覆い、川に面しての西側だけが大きなガラス面になっている。
「そば」とひらがなで書かれた小さな白い布が棒の先にはためいている。
「板蕎麦香り家 京橋店」

中に入ると天井壁の鉄板部分は真っ黒塗られている。
柱、梁はない。
天井には弓の弦のように張られた鉄筋が数カ所ある。
小さな木のテーブルと藤のマットの置かれた陶器の椅子が置かれている。

暗くなって、ガラス窓から、川向こうに橋の上を通り過ぎていく車のヘッドライトの光が見える。

なんともしゃれた空間になっている。

蕎麦は「おためし蕎麦切り」 830円
普通は竹のざるで出てくるが、ここでは檜の箱に盛られて出てくる。
店長になんで檜の箱なのと聞けば、
「檜の箱だと匂いもいいし、しっとりとした感じの蕎麦が味わえますので」
とのことだった。
美味い。

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酒は先日友人に勧められた「亀齢 八拾」
江戸切子風のグラスで 120cc 580円、
ウエイトレスの女性がグラスから溢れそうなくらいに注いでくれる。
これがまた美味い。
店長が選んだお酒だというが、
「亀齢 八拾は、山田錦とかの日本酒専用のお米でなく普通のお米を使い、精米しても80%残されているので八拾と名付けられているようです」
と教えてくれた。
気に入った。

ついでに「この建物の設計は誰ですか?」聞けば、
「ムーンバランス の辻村さんです」という。
元々インテリアデザイナーのようだ。
「柱、梁のない建物なんて、いわゆる建築の教育を受けた人には思いつかないだろうな」
と建築家の友人は言っていた。

美味い蕎麦に美味い酒、
洒落た空間。
最高だ。


元安川

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世の中は垂直型(タテ型社会)から水平型(サークル型社会)へ大きく転換
していますが、私も蕎麦は大好きですしこう云う拘りのある職人気質の
店は時代に関係なく残って欲しい!

投稿: 鯉の応援団 | 2017年12月23日 (土) 05時03分


鯉の応援団さま

蕎麦は、もともと庶民の食べ物ですが、
それがこうして職人的こだわりの世界を創り出しているのは、嬉しいですね。

投稿: 元安川 | 2017年12月23日 (土) 09時53分


鉄板で屋根、壁を作ることで、
国有地である堤の上には仮設建設物でなければいけない
という条件を満たしたのでしょうね。
素晴らしいアイデアですね。

投稿: 鉄板 | 2017年12月23日 (土) 09時57分


鉄板さま

建築の技術が向上したことで、
建築が街のインテリア,
置物になったということでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2017年12月23日 (土) 10時15分

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コメント

世の中は垂直型(タテ型社会)から水平型(サークル型社会)へ大きく転換
していますが、私も蕎麦は大好きですしこう云う拘りのある職人気質の
店は時代に関係なく残って欲しい!

鯉の応援団さま

蕎麦は、もともと庶民の食べ物ですが、
それがこうして職人的こだわりの世界を創り出しているのは、嬉しいですね。

鉄板で屋根、壁を作ることで、
国有地である堤の上には仮設建設物でなければいけない
という条件を満たしたのでしょうね。
素晴らしいアイデアですね。

鉄板さま

建築の技術が向上したことで、
建築が街のインテリア,
置物になったということでしょうかね。

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