壁の飾りになったタイプライター
友人の家の壁に真っ赤なタイプライターが何枚かの絵と並んで掲げられていた。
美しい!
格好いい!
聞けばオリベッティのバレンタインという名称のタイプライターで、
彼が結婚する前に、誕生日のお祝いとして贈ったのだという。
赤いバラのプレゼントより洒落ている!
彼らにとって貴重な思い出の品でもあるのだろう。
でも彼らが英文の論文を発表したという話は聞いていない。
その後すぐインターネット時代になり、ほとんど使うこともなかたったので、今でもこんなに綺麗に保存されていたのだという。
当然、文字列はパソコンのキーボードと同じだ。
キーを打てば、細いハンドルの先についた文字が打たれるようになっている。
完成された美しさがある。
エットレ・ソットサスのデザインしたオリベッティのポータブルタイプライター『ヴァレンタイン』(1969年)で、一世を風靡したタイプライターだという。
当時、アルフベット26文字で文章がかけるという英語を大変羨ましくも思ったものだが、
今ではパソコンにローマ字読みで日本語を打ち込めは漢字変換してくれるし、
スマホではたった12個のキーの操作で文章が打ち込めるようになってもいる。
私の友人は、音声入力しか使わないとすら言っている。
中国語ではどうやって入力するのかと聞けば、
音声の文字を入力すれば、漢字が表示されるのだという。
今では、あの万能と思えた「タイプライターは壁の飾り」になってしまったのだ。
元安川
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まあ~懐かしい☆
このオリベッティーの赤いタイプライター、
欲しかったのです。
手元の国産のが壊れないので、
買えないままでした。
インクリボンを交換するのに
指が汚れるのが懐かしいです。
(巻き戻して使ったりしていました)
投稿: 緩和ケア薬剤師 | 2017年12月11日 (月) 08時45分
緩和ケア薬剤師さま
タイプライターを使われていたということは、
英語の論文を書かれていたということですね。
素晴らしい!
投稿: 元安川 | 2017年12月11日 (月) 08時56分
私もタイプライターというものを使っていた年代で、初めて買ったのは高校生の時だったと思いますが、あまりに手書き文字が汚いことがキッカケでした。
当時は海外ドラマや映画で、エライ人はしゃべるだけで、タイプは秘書にさせているのをみて、とにかく無精で手書き文字の下手な私は、そういう身分になりたいと思っていたものですが、今はエラくはなくても、パソコンでもスマホでも音声入力ができるようになり、キーボードを使うことも稀になりました。
パソコンのCRキー、リターンキーはタイプライターのキャリッジリターンキーに相当するものですが、キャリッジリターンの意味も知らない人が多いでしょうね。
投稿: 工場長 | 2017年12月11日 (月) 09時59分
昔はタイピストと言った職業もあって懐かしいですね。又、この頃の東京は
知的やオシャレ、スマート等のカリスマ性があったが、最近の東京は映画や
テレビの影響で随分印象が変わってしまった様に思います。都知事を始め
首都を動かしているのは地方出身者で、ネイティブな東京人は奥の方に
引っ込んでいる様に見える。私は広島出身ですが、粋が幅を利かせていた
頃の東京の方が好きですね!
投稿: 鯉の応援団 | 2017年12月11日 (月) 10時22分
工場長さま
そう、映画でよく見ましたね、
ボスが秘書の打った文書にサラサラとサインをしているのを。
格好いい!
と感動したもんです。
音声入力の時代になったことで、
秘書の仕事も大幅に減ったのではないでしょうかね。
投稿: 元安川 | 2017年12月11日 (月) 16時15分
鯉の応援団さま
タイピストもいなくなったし、
電話交換手もいなくなりましたね。
東京と地方の差もなくなりましたね。
国と国との違いもなくなるのでしょうかね。
そうなれば、素晴らしいですね。
投稿: 元安川 | 2017年12月11日 (月) 16時20分
>英語の論文を書かれていた
ごめんなさい。
英語の歌詞カードを作成するのに
便利そうなので父に買ってもらいました。
高校の文化祭でステージの時に
配ったりしていました。
「娘がタイプライターを欲しがる」
という設定が良かったらしく、
すぐ買ってもらえたのが懐かしい思い出です。
投稿: 緩和ケア薬剤師 | 2017年12月12日 (火) 09時21分
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まあ~懐かしい☆
このオリベッティーの赤いタイプライター、
欲しかったのです。
手元の国産のが壊れないので、
買えないままでした。
インクリボンを交換するのに
指が汚れるのが懐かしいです。
(巻き戻して使ったりしていました)
投稿: 緩和ケア薬剤師 | 2017年12月11日 (月) 08時45分
緩和ケア薬剤師さま
タイプライターを使われていたということは、
英語の論文を書かれていたということですね。
素晴らしい!
投稿: 元安川 | 2017年12月11日 (月) 08時56分
私もタイプライターというものを使っていた年代で、初めて買ったのは高校生の時だったと思いますが、あまりに手書き文字が汚いことがキッカケでした。
当時は海外ドラマや映画で、エライ人はしゃべるだけで、タイプは秘書にさせているのをみて、とにかく無精で手書き文字の下手な私は、そういう身分になりたいと思っていたものですが、今はエラくはなくても、パソコンでもスマホでも音声入力ができるようになり、キーボードを使うことも稀になりました。
パソコンのCRキー、リターンキーはタイプライターのキャリッジリターンキーに相当するものですが、キャリッジリターンの意味も知らない人が多いでしょうね。
投稿: 工場長 | 2017年12月11日 (月) 09時59分
昔はタイピストと言った職業もあって懐かしいですね。又、この頃の東京は
知的やオシャレ、スマート等のカリスマ性があったが、最近の東京は映画や
テレビの影響で随分印象が変わってしまった様に思います。都知事を始め
首都を動かしているのは地方出身者で、ネイティブな東京人は奥の方に
引っ込んでいる様に見える。私は広島出身ですが、粋が幅を利かせていた
頃の東京の方が好きですね!
投稿: 鯉の応援団 | 2017年12月11日 (月) 10時22分
工場長さま
そう、映画でよく見ましたね、
ボスが秘書の打った文書にサラサラとサインをしているのを。
格好いい!
と感動したもんです。
音声入力の時代になったことで、
秘書の仕事も大幅に減ったのではないでしょうかね。
投稿: 元安川 | 2017年12月11日 (月) 16時15分
鯉の応援団さま
タイピストもいなくなったし、
電話交換手もいなくなりましたね。
東京と地方の差もなくなりましたね。
国と国との違いもなくなるのでしょうかね。
そうなれば、素晴らしいですね。
投稿: 元安川 | 2017年12月11日 (月) 16時20分
>英語の論文を書かれていた
ごめんなさい。
英語の歌詞カードを作成するのに
便利そうなので父に買ってもらいました。
高校の文化祭でステージの時に
配ったりしていました。
「娘がタイプライターを欲しがる」
という設定が良かったらしく、
すぐ買ってもらえたのが懐かしい思い出です。
投稿: 緩和ケア薬剤師 | 2017年12月12日 (火) 09時21分
緩和ケア薬剤師さま
そんな使い方あるとは、思ってもみませんでした。
友人がプレゼントした理由はなんなんでしょうね。
今度聞いてみます。
投稿: 元安川 | 2017年12月12日 (火) 09時52分
緩和ケア薬剤師さま
「オシャレで有名な作品だから、インテリアとしてプレゼントした」
とのことです。
それを今回壁飾りにしたとのことです。
フーン・・・
投稿: 元安川 | 2017年12月12日 (火) 10時08分