旧東伏見宮別邸と認定歴史的建造物
東京、横浜に住む友人たちと、
横浜磯子に建つ「中村孝明貴賓館」で食事をした。
この建物は?
以前ここには村野藤吾氏設計の横浜プリンスホテルがあり、その敷地に建っていた旧東伏見宮別邸ではないの?
それがレストランに改修されたということのようだ。
この辺りは臨海部には石油プラントがあったりするが、
高台は横浜の山手として高級住宅街になっている。
その高台の広大な敷地に横浜プリンスがあったが、
今はそのホテルは解体され、豪華なマンション群になり、そこにあった宮様の別邸がレストランに改修されたということのようだ。
宮様の別邸は1937年に作られたというから戦前だ。
和風とも洋風ともいえない不思議な外観だ。
横浜市の「認定歴史的建造物」?に指定されているという。
「認定歴史的建造物」とは、外観さえ当時のままなら、内部は
自由に作り変えていいのだという。
へー、面白い。
重要文化財などに指定されると、建物に手を加えることができなくなり、維持するのが大変だと聞いたことがある。
それに対して「認定歴史的建造物」の指定なら、内部をこうして小さな個室に作り変え、レストランとして営業することも可能になるというのだ。
復元された建築物も「認定歴史的建造物」に指定することも可能だという。
横浜市だけの制度のようだ。
広島市も「広島市認定歴史的建造物条例」を作り、
平和公園のレストハウスの復元や旧陸軍被服廠を改修し、活用することなどを検討したらどだろうか。
この建物へのアクセスがまた面白い。
磯子駅を降りて、
真っ直ぐ2〜3分歩くと、高台にあるこの貴賓館や1230戸あるというマンション群、スーパーやドラッグストア、カフェなどが入る商業施設「ヒルトップモール」に通ずる専用のエレベーターがある。
下の道路と高台との高低差は60mあるというのだから、歩くのはちょっと辛い。
かなり豪華なエレベーターだ。
料金は50円。
スイカで支払うようになっている。
海との高低差は70m以上はあるだろうから、
東海大地震による津波が来ても、まあ大丈夫だろう。
絶壁の上に建つマンションからの見晴らしは三浦半島まで望めるという。
臨海部に建つ石油プラントも、今ではそれを美しいと見直されるような時代になった。
長所と短所
紙一重ともいえるし、
短所をちょっと工夫すれば、素晴らしい長所にできるということを、
この旧東伏見宮別邸、マンション群「ブリリアシティ横浜磯子」は教えてくれた。
元安川
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