女子大も変わる!
お茶の水女子大学で先生をしている友人を訪ねた。
かっては東京女子高等師範学校といい、広島高等師範学校と並ぶ名門大学だ。
中に入ってみると、女子大学らしい華やかさはどこにもない。
敷地は広く、学生は少なく、殆ど見かけない。
殺風景なビル街といった感じですらある。
門の脇にある守衛に、お会いする予定の先生の名前を告げると「何科の先生ですか」といわれたが、聞いてはいたが、忘れた。
仕方なく、スマホで電話すると「これから迎えに行きます」とのことだった。
帰りも門まで見送ってくれた。
聞けば秋篠宮様のご長男悠仁様が、同じ敷地内にある小学校に通われているので、警備がより厳しくなっているのだという。
いつでも誰でも自由に出入りできる早稲田大学には、先日トランプ大統領来日の際、爆弾が仕掛けられたとの通報があって、全学休講になったと言っていた。
そんな時に、
中年おのおじさんが、学内をキョロキョロと、歩いていたら、挙動不審で即連行されるかもしれない。
彼女の学科の学生は1学年30名だという。
研究室もゆったりとしていて広い。
「昔と違って、講座制ではないので、教授にしばられることなく研究は自由にやっていいが、文科省からの研究補助金は殆どないので、
自分で民間企業、自治体等と提携するなりして、研究費を工面しなければいけなくなっているから大変だ」
と嘆いていた。
全共闘世代の私の頃は、民間企業と連携するなんてことはもってのほかで、
学問は崇高なものであり、お金に結びつくような研究をするなんてとんでもないことだった。
大学も驚くほどの変化が起こっているようだ。
そいえば「青短」としてセレブの子女の通う女子大として一世を風靡した青山学院大学女子短期大学部は数年後には募集をやめ、4年制の男女共学の大学に変わるとのニュースもあった。
これまでは女子大学は良妻賢母の教育機関であることをテーマにしていたが、
古くからあるお茶の水女子大学は先生の先生の教育機関、いわばキャリアウーマンを目指している女性のための女子大という数少ない大学でもあった。
今は卒業したらどんな就職をするのかと聞けば、
「先生になる人もいるけど、公務員が一番多いかしら。
民間企業は色々ね」
と言っていた。
お茶の水女子大学のように女子大学は今ではきわめて貴重な存在にもなっているようだ。
大学もどんどん変わるということのようだ。
「生き残るためには、変わらなければいけない」
と誰かがいってたな。
元安川
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