土地の相続と東京赤坂にある空き家
今年の2月に弟が亡くなった。
今年の年賀状は失礼しますと、友人に話したら、相続が大変だったろうといわれた。
妻と子供に法律通りに相続することにしたから、それほど揉めることはなかったけど、
それでも大変だったようだと答えた。
もし彼の妻も子供も亡くなっていて、孫の世代になっていたら、連絡のつかなくなっている人もいるだろうし、中にはへそ曲がりがいて、印を押さない人いるただろうから、もっと大変になことになっていたはずだ。
祖父は10人兄弟だったが、兄の1人が亡くなって、相続問題が起こった時、仲の悪かった兄が1人いて、祖父は「俺は印はつかない」といっていたが、祖父そのまんま亡くなってしまった。
あの土地、建物は、その後どうなっていまったたんだろうと気になっていたが、
そんな相続でもめて、そのままになってしまっただろうと思える土地、建物が旧赤坂プリンスホテルの真ん前にある。
平家の木造の建物は、都心とは思えないような鬱蒼とした木々にかこまれ、
表札はなく、人の住んでいる気配はなく、建物は今にも崩れ落ちそうになっている。
目隠し、風対策を兼ねてだろう設けられた分厚いベニヤの塀は風化し、そのまんま残されている。
普通だったら、開発されるまでの間、駐車場などで利用されているはずだし、
シャッター街のように利用者がいなくなったわけでもないだろうし、
過疎地の土地建物のように住む人いなくなったわけでもない。
売ろうとすれば、買い手はいくらでもいるはずだ。
にもかかわらず廃墟になりつつあるのは、相続問題でもめ、現在に至っていると思わざるとえない。
売れば軽く○億円は超えるだろう。
相続税の納付はどうしたんだろうかとも思う。
実は、日本の土地の20.3%、面積にして約410万ヘクタールが登記上の所有者を特定できないのだと増田寛也元総務相ら民間有識者でつくる研究会が発表している。
なんとその面積は410ha、九州の面積を上回ほどになるのだというから凄い。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22722990W7A021C1MM0000/
道路用地の買収が遅々として進まないのも、そうした理由もあるのだろうか。
道路工事に関わる友人が「土地買収が終われば、道路工事はほとんど終わったようなもんだ」
といっていたのを思い出す。
いずれにしろ土地の売買に関わるロスが膨大なことが伺える。
研究会は土地所有不明での経済的損失は40年までとして計算すると6兆円になるともいっている。
6兆円の損失といわれてもピンとこないが、
日本の経済を活性化するには、土地の所有権、相続に関して、相当な規制緩和などの政策が必要なようだ。
元安川
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我が家は真言宗ですが、
通常33回忌を過ぎれば、先祖代々の霊として、個々のお位牌は処分するのだそうです。
お墓もお寺によっては、なんの連絡もなく、3年を過ぎれば、無縁墓地として処分するとのことも聞きました。
まあいずれにしろ、期間を切って、それを過ぎたら、
「土地は国のものとする」ことも必要でしょうね。
投稿: シュウカツ | 2017年11月29日 (水) 16時18分
シュウカツさま
「俺のものは俺のもの。ひとのものも俺のもの」
という思考は、争いの元ですね。
俺のものとして、所有しても、たかだか100年です。
全てのものは、シェアする時代になったと考えるべきでしょうね。
投稿: 元安川 | 2017年11月29日 (水) 16時52分
















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