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2017年10月18日 (水)

相続と庭木

義理の母が亡くなった。
近くに住む弟さんが面倒をみてくれていた。

問題ははたくさんあるが、
最大の問題は、その家が空き家してしまいそうなことだ。
子供たちは皆それぞれに家を持ち、その家に住もうという人はいない。
東京の郊外に立地しているということで、
そこそこの価格で売却できそうなので、売却することになりそうだが、
子供たちはその家には、それぞれに様々な記憶、思い、それに都合があるし、
敷地100坪程度のさして広くない家だが、
それでも相続税の控除額が昔に比べ下がったこともあり、
合意に達するまではまだ時間がかかりそうだ。
税金というのは、腹が立つことに、基本的に上がることはあっても、下がることはないと思った方がよさそうだ。

お墓をどうするでももめたが、当分現状維持ということにせざるを得なかった。
お墓が作られるようになったのは、武士でもようやく元禄時代以降のことらしいから、それほど古いことではないようだ。
私は骨は海に散骨するなり、土に帰すなりすればいいのだから、お墓はなくてもいいだろうと思っている。
子供たちが先祖があって、自分たちがいるということを感じて行きてくれればいい。
それには家の中に仏壇があり、位牌があれば充分だろうと思っているが、
誰もが納得してくれるわけではない。

位牌も多くなって困りますが、といったら、
お寺の住職さんは、33回忌が過ぎれば、先祖代々の霊となりますので、処分されてよろしいですよといっていた。
曽孫の代になれば、曽祖父母のことは知らないというのが、普通だろうから、まとめて先祖代々の霊になるというのは合理的ではある。

義母は植物が好きで、特に庭木の手入れはきちんとしていた。
梅、柚子、柿etc.実のなる木は、子供たちが喜ぶだろうからと何本も育てていた。
どの木も随分と大きくなっているが、美しくもあるが、
家の解体と同時に伐採してしまうのはなんとも忍びない。
実家の大きくなりすぎたコナラetc.の木を切って、代わりに植えようかとも考えたが、移植する費用だけでも、数百万円はかかりそうだという。

人が亡くなると、精神的にも大変だが、
資産の始末も大変だということを改めて知った。

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15年後の平成33年には空き家率は30%を超えるというし、
「所有者不明土地問題研究会」が行ったサンプル調査によれば、大都市では6・6%、それ以外では26・6%が最後の登記から50年以上経過しているという。
何代も相続登記をされずにいると、そのうち相続人が誰かわからなくなることも多いのだという。
日本の世帯数は約5千万件あるといわれるが、
なんらかの資産を持つようになった現在、その資産の相続をどうするかというのはきわめて厄介な問題にありつつあるようだ。

個人にとって、相続はそう簡単なことではないということを、改めて知った。
政府は相続税をただ取ればいいと思っているように思えるが、
その前にすべきは、この所有者不明になっている土地建物をゼロにするにはどうすればいいのかを考えるべきではないだろうか。

元安川

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お墓の問題は、今のような立派な墓石のお墓ができたのはそんなに古くはないようですね。
少子化で、お墓をどうするかは社会問題になりそうですね。
継ぐものがいないと、お墓は結局は処分されるようですね。
集団で供養する施設も増えているようですね。
中には、お墓を処分して、お寺にそれなりのお金を支払って遺骨を保管して永代供養をお願いするのもあるようですね。
増えすぎた位牌は、普段は台座を取り外して、文字の書かれた部分だけを引き出しに収納し、故人の周忌に取り出して供養する方法もあるようです。
安芸門徒には、位牌がないのでその心配はないのですが。
立派なおうちですね。処分するのはもったいないですね。
マンションなんかより、気持ちのよい生活が送れそうですね。

投稿: やんじ | 2017年10月18日 (水) 14時37分


やんじさま

インターネット時代になって、バーチャルなお墓とかもできてきているようですね。
元気だった頃の両親の写真はいいのですが、
動画はちょっと見る気になりません。
日本人の感覚からいうと、
どうも昔のことは、消えていくのが自然なように感じます。
認知症もそうしたことの1つといえるのかもしれませんね。

投稿: 元安川 | 2017年10月18日 (水) 21時26分


20年以上前、世界で最初にバーチャル霊園を作ったのは、おそらく広島のお寺で、アメリカやヨーロッパなど世界各国から取材があり、NHKも取り上げていましたが、そのお寺がバーチャル霊園を作ったのは、当時大流行していた「たまごっち」の墓を小学生がネット上で作っていたのがヒントになったということでした。

ただ、ネット上のコンテンツは永久に残ってしまうということもあり、それに対して「忘れ去られる権利」というものも議論されていて、SNSなどでも、そういう仕組みが取り入れられつつあります。

投稿: 工場長 | 2017年10月18日 (水) 22時15分


工場長さま

「忘れ去られる権利」
というのは面白いですね。
尊厳死と同様、
この考えを法制化できないでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2017年10月19日 (木) 11時14分

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住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

お墓の問題は、今のような立派な墓石のお墓ができたのはそんなに古くはないようですね。
少子化で、お墓をどうするかは社会問題になりそうですね。
継ぐものがいないと、お墓は結局は処分されるようですね。
集団で供養する施設も増えているようですね。
中には、お墓を処分して、お寺にそれなりのお金を支払って遺骨を保管して永代供養をお願いするのもあるようですね。
増えすぎた位牌は、普段は台座を取り外して、文字の書かれた部分だけを引き出しに収納し、故人の周忌に取り出して供養する方法もあるようです。
安芸門徒には、位牌がないのでその心配はないのですが。
立派なおうちですね。処分するのはもったいないですね。
マンションなんかより、気持ちのよい生活が送れそうですね。

やんじさま

インターネット時代になって、バーチャルなお墓とかもできてきているようですね。
元気だった頃の両親の写真はいいのですが、
動画はちょっと見る気になりません。
日本人の感覚からいうと、
どうも昔のことは、消えていくのが自然なように感じます。
認知症もそうしたことの1つといえるのかもしれませんね。

20年以上前、世界で最初にバーチャル霊園を作ったのは、おそらく広島のお寺で、アメリカやヨーロッパなど世界各国から取材があり、NHKも取り上げていましたが、そのお寺がバーチャル霊園を作ったのは、当時大流行していた「たまごっち」の墓を小学生がネット上で作っていたのがヒントになったということでした。

ただ、ネット上のコンテンツは永久に残ってしまうということもあり、それに対して「忘れ去られる権利」というものも議論されていて、SNSなどでも、そういう仕組みが取り入れられつつあります。

工場長さま

「忘れ去られる権利」
というのは面白いですね。
尊厳死と同様、
この考えを法制化できないでしょうかね。

ネット関連企業の考えている「忘れ去られる権利」は、自分が死後に残したくないコンテンツを自動的に削除するような仕組みですが、ネット上の記事などは功罪含めて後世に残すべきものも多く、いわゆるフェイクニュースなども時代とともに何が本当で何がウソかも分かり難くなりますから、誰がどう判断するかは難しいところです。
最終的にはAIに頼ることになるのでしょうか。

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