原爆投下がなかったら=北朝鮮の核の脅威に怯えることもなかった
昨年末になりますが、CNNのパールハーバー75周年記念エッセイとして、オリバー・ストーン、ピーター・カズニックの書いた「パールハーバーがなければ世界は違っていたか?」 という記事がありました。
Without Pearl Harbor, a different world?
http://edition.cnn.com/2016/12/08/asia/pearl-harbor-75-anniversary-essay/
あくまで仮定の話ですから、個々については異論もあると思いますが、最後の「原爆投下がなかった世界」については納得できることも多い内容なので、以下に日本語訳で紹介しておきます。
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ソ連の指導者たちは、原爆が日本の敗戦に必要なかったことを十分に分かっており、原爆投下は、もしソ連が米国の戦後計画に干渉した場合、米国がソ連に与えるであろう壊滅的な脅威を示した警告なのだと解釈しました。それ以来ずっと私たちは、この惑星の全生命の絶滅という脅威とともに生きています。
(中略)
当初、米国の占領は比較的悪意のないもので、ある意味では見識のあるものでした。米国は日本に平和憲法を制定し、国権の発動としての戦争を否定し、攻撃用軍事力の保持を禁じました。今、安倍晋三政権が骨抜きにしようとしているのは、これら未来志向で前向きな原則なのです。
(中略)
私たちが知っているように、米国は戦後日本への革新的なビジョンを急速に捨て去り、不安定なアジア太平洋地域で西側の資本主義的権益の軍事的かつ経済的な前哨基地として日本を再建することを目指しました。日本の自動車、電子機器、そして寿司は、世界中に運ばれ、繋がれ、腹を満たしてきましたが、日本の軍国主義の再興を阻止するか、もっと遅らせることができれば、世界はもっと良い状態になるでしょう。
第二次世界大戦のもたらした膨大な殺戮、信じがたいほどの人命の損失、殺人と破壊を最大化する技術の展開、そして人種差別主義、外国人嫌悪、民族や宗教的な偏見に満ちた人間の醜い側面の露呈は、恐怖と憎悪とナショナリズムの力を解き放ったときに何が起きるかを示す教訓となります。
その同じ力のいくつかが、現在の世界にはびこっています。真珠湾はそれを思い出させてくれます。しかし、75年以上前この惑星を覆い尽くした恐怖が繰り返されることを避けるためにも、私たちはこの歴史から注意して正しい教訓を引き出す必要があります。
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今、日本の有権者は未来の日本だけでなく、人類の未来に対して大きな責任を持っていると言えそうです。
核兵器禁止条約は無視 ――安倍政権が国連に提出した「似非」核兵器廃絶決議案です――
http://kokoro2016.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-f411.html

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