都心を走る路線バスからの景観を楽しむ
西麻布の友人の事務所に行った帰り、グーグルマップで実家までのルートを検索したら、
「渋谷駅までバス」でとの案内が表示された。
西麻布のあたりはかなりファショナブルな地域だが、地下鉄はなく、不便なところだ。
来るときはタクシーで来た。
たまにはバスもいいかと思い、
最初に来たバス「新宿駅西口」に乗った。
それが意外と面白い。
窓から見る東京の景色は、私が知っている景色と一変していたのにいささかびっくりした。
この辺りは昔は霞町、材木町といっていて、2階建の木造の家がほとんどで、淋しいところだった。それが今や、高層のビルが立ち並び、西麻布なんて名前に地名も変わり、随分とオシャレな街になった。
青山墓地も都心の貴重な緑地になっている。
地下鉄ではに乗るのも便利でいいが、外の景色は全く見えないから、乗ってて面白くない。
都営の路線バスに乗って、街の景色を見るのは結構楽しい。
窓は広く、視点も高いから外がよく見える。
外観も薄緑色と山吹き色と白に塗り分けられ、綺麗だ。
遊園地や大きな公園の中を走るフアミリートレインに乗ってるような感じになる。
都心の車が急激に減ったせいか、
渋滞はまったくなくなり、
時間調整だといい、何度もバス停で停車した。
却ってそれでイライラしたりする。
東京の交通環境も急激に変化しているようだ。
バスに乗って来る人は、確かにシニアパスを持っている人が多いが、
バスは、目的地に行くためのバスから、
乗って楽しむバスに変化しつつあるとも言えそうだ。
元安川
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