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2017年8月 1日 (火)

地域創生とグローバル化

田中角栄氏の日本列島改造論をもってしてなお地方の衰退は止まらなかった。
その日本列島改造論が新幹線を作ったり、自動車道を作ったりするのに対し、
石破茂氏の日本列島創生論は地方に、その地域独自の事業を起こし、地方を活性化すべきだという視点から書かれている。
特に目新しい事業のアイデアがそこに書かれているわけではないが、
次の総理を目指そうという人が
何をどう考えているのかを知るには、なかなか興味深い書である。

Img_0581


鳥取出身の石破茂氏は地方創生担当大臣になり、
改めてその衰退が石破氏出身の鳥取だけでなく、
今や限界集落現象という言葉もあるが、消滅都市化が全国いたるところで進行し、
このままでは東京もいずれ消滅都市となり、
日本消滅ということにすらなりかねないという危機感をもったことが背景にあるのだという。

石破氏は防衛大臣にもなったことがあるが、
日本の国防に関しては、大変詳しともいわれているが、
その人が、日本を守るにはそのベースに地方の創生が必要だというのだ。

そうならないための策となる高松市丸亀商店街の例や、藻谷浩介の提唱する真庭市の間伐材によるバイオマス発電里山資本主義等の地方の動き、国の機関の地方移転、金沢市の大学に隣接するCCRC等を紹介している。
中央官庁の地方移転の必要性についても触れている。

そして、
日本の海外からの直接投資のGDP比率がわずか4.8%と低く、世界182カ国中なんと179位だというのには、ちょっと驚いた。
1位のシンガポールの296%というのも凄いが、アメリカは31.1%、、ドイツは19.3%だという。

日本は海外資本に対しハゲタカフアンドとかいって、拒絶反応が強いが、
そろそろ外資アレルギーからの脱却が必要だという。

倒産したシャープは2016年台湾企業の鴻海い買収されたが、早くも今年は黒字に転換するようだというし、
あの三菱グループから見放された三菱自動車を買収したルノー・日産グループは、三菱自動車を復活させただけでなく、今年は世界1の販売台数になろうかという勢いだ。

マツダも一度フオード傘下になったことで元気を回復しただけなく、
今や輸出の方が多いという国際的な企業になっている。

aIrbnb等の民泊による地方の活性化も大きな可能性がありそうだともいう。

地域創生は案外その地域だけで頑張るのでなく、
こうしたグローバルな経験と視点をもっての策を考えることの方が可能性が大きいように感じる。

そして、
地域ファーストのためには「よそ者、若者、変り者」が必要であり、
よりグローバルにすることでもあるようだ。

元安川


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地方創生ではよく使われる
風の人・よそ者  土の人・地元の人

それらに内外問わない若者+馬鹿者

それらをうまく結びつける者(ここ重要)+グローバル化が必要ですね。

うーん、難しそう!

投稿: takako | 2017年8月 1日 (火) 09時55分


takako様

素敵なコメント、ありがとうございます。

風の人、土の人、
という言葉も初めて知りました。

風が運んでくる外来種をどう受け入れるかは、
そう簡単なことではなさそうですね。

投稿: 元安川 | 2017年8月 1日 (火) 10時14分


地域創生という掛け声は歓迎。
でも、現実の地方政治、地方経営の反応はその本質に沿ったものか。
都市再生法をうけた地方自治体の人口ビジョンや総合戦略、立地適正化計画などを見ていると、相変わらず「地域創生」は建前だと賢く割り切って、交付金などの実利をとるためにマニュアルどおりの計画立案に腐心している、という感じがあります。

実態としては、やはり「地域創生」を中央官僚がコントロールしている、という真逆のことが起こっているわけです。

地方がグローバルな経済や人材・技術をうまく利用することは必要ですが、経営思想までグローバルになびいてリスクをとろうとしないことが、実は「地域創生」をまったく阻害しているのではないか。

国政が地域創生を標榜することのジレンマ、あえていえばいかがわしさというのが、このことに関するわたしの感想です。

丸亀商店街や真庭市はよくやっている例だと思いますが、こういうメジャーな事例がいつも金太郎飴のように紹介されるいっぽうで、実はそういった取り組みにつながるような芽は全国いたるところにあるはずです。
問題は、その芽をつみとってしまうのが、グローバルな価値観を軽薄に忖度する地方内部の力だということです。そのために幹が伸びず葉がつかず花も咲かない。
中央政府は咲いた花だけ称揚するけれども、「危なそうな」芽を摘み取らない勇気をもつための力学を地方政府に与えることが、本当は大切だと思います。

投稿: 麦 | 2017年8月 1日 (火) 12時31分


麦様

素晴らしいコメント、ありがとうございます。

「危うそうな芽」を摘み取らない勇気、
確かにそうですね。
日本人は「舶来」としょうして、なんでもかんでも崇拝してみたり、
「黒船・外来種」としょうして、やたら拒否してみたりする傾向があります。
もっと冷静に評価するようにしたいですね。

投稿: 元安川 | 2017年8月 1日 (火) 14時35分

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

地方創生ではよく使われる
風の人・よそ者  土の人・地元の人

それらに内外問わない若者+馬鹿者

それらをうまく結びつける者(ここ重要)+グローバル化が必要ですね。

うーん、難しそう!

takako様

素敵なコメント、ありがとうございます。

風の人、土の人、
という言葉も初めて知りました。

風が運んでくる外来種をどう受け入れるかは、
そう簡単なことではなさそうですね。

地域創生という掛け声は歓迎。
でも、現実の地方政治、地方経営の反応はその本質に沿ったものか。
都市再生法をうけた地方自治体の人口ビジョンや総合戦略、立地適正化計画などを見ていると、相変わらず「地域創生」は建前だと賢く割り切って、交付金などの実利をとるためにマニュアルどおりの計画立案に腐心している、という感じがあります。

実態としては、やはり「地域創生」を中央官僚がコントロールしている、という真逆のことが起こっているわけです。

地方がグローバルな経済や人材・技術をうまく利用することは必要ですが、経営思想までグローバルになびいてリスクをとろうとしないことが、実は「地域創生」をまったく阻害しているのではないか。

国政が地域創生を標榜することのジレンマ、あえていえばいかがわしさというのが、このことに関するわたしの感想です。

丸亀商店街や真庭市はよくやっている例だと思いますが、こういうメジャーな事例がいつも金太郎飴のように紹介されるいっぽうで、実はそういった取り組みにつながるような芽は全国いたるところにあるはずです。
問題は、その芽をつみとってしまうのが、グローバルな価値観を軽薄に忖度する地方内部の力だということです。そのために幹が伸びず葉がつかず花も咲かない。
中央政府は咲いた花だけ称揚するけれども、「危なそうな」芽を摘み取らない勇気をもつための力学を地方政府に与えることが、本当は大切だと思います。

麦様

素晴らしいコメント、ありがとうございます。

「危うそうな芽」を摘み取らない勇気、
確かにそうですね。
日本人は「舶来」としょうして、なんでもかんでも崇拝してみたり、
「黒船・外来種」としょうして、やたら拒否してみたりする傾向があります。
もっと冷静に評価するようにしたいですね。

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