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2017年6月12日 (月)

「村野藤吾の建築」展と街歩き

広島駅南口地下広場の壁面に設けられた現代美術館のPRスペースに、
「村野藤吾の建築」展の大きなポスターが貼られていた。
建築家の展覧会とは珍しい。

Img_3456


会場を入ってすぐのコーナーには
「世界平和記念聖堂」の模型がおかれ、
壁には鉛筆描きのたくさんのスケッチ、図面が飾られている。
当時主任司祭であったフーゴ・ラサール神父が、自らも被爆した幟町の地に慰霊と平和を願う聖堂を建設するために大変な苦労をされたことは知っていたが、
設計について、神父が当時早稲田大学建築学科教授であった今井兼次氏に相談し、
「設計コンペを行ったが、1等当選案がなく、審査員の1人である村野藤吾氏に設計を任せることになった」とは知らなかった。
記念聖堂のレンガの積み方一つとっても、工事に携わった人々の思いを感じることができるし、あの四枚の花びらのような窓は日本文化を象徴する梅の花を感じさせてくれる。
その村野氏のいわば最初の作品が、1928年に建設された「南大阪教会」ということも初めて知った。
村野氏の建築図面約5万点は京都工業繊維大学に寄贈され、保存されているというが、
その村野氏の建築作品量の多さにも圧倒される。
建築家が生涯にかかわれる数をはるかに超えていることにも驚く。

今回展示されている建築模型は66点とのことだが、
大学の授業の一環として学生が作ったのだろうか、
それらの模型は、建築の面白さ、楽しさを見せてくれる。
日本の建築デザインの歴史を教えてもくれる。

今回の作品展では、あまりよく伝わらないが、
私は村野氏の設計した伊豆の三養荘新館等の数寄屋風の木造建築が大好きだ。
繊維で、粋で、なんとも艶かしい。

アーキウオークの人たちも広島の建築を紹介してくれているが、
広島には大高正人氏設計の基町の集合住宅、谷口吉生氏設計の広島市中工場、池原義郎氏設計のグランドプリンスホテル、この広島市現代美術館の設計をした黒川紀章氏等のたくさんの建築文化の蓄積がある。

いまテレビでは街歩き系の番組が人気だが、
そんな町歩きの視点を絡めての建築家、建築作品の展覧会を現代美術館でもしたらいい。
街歩きがもっと楽しくなるかもしれない。

元安川


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