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2017年6月17日 (土)

圧倒的なモーターの力

新幹線も電気モーターで走る乗り物ですが、
インドでは、2030年にはガソリン車の販売を禁止するようです。そして、我が家でもEV(電気自動車)を購入して既に5年目になりますが、もうガソリン車に戻る可能性はありません。

EVは環境問題の対策として語られることが多いのですが、実際に乗ると、その圧倒的なパワー、桁違いに安い燃料費、極僅かしかない消耗部品、わざわざ燃料に入れに行く必要がない、というように個人的な省エネ=気力も体力も時間も節約できることが何より大きいと感じます。

もっと具体的に書くと、EVのモーターはエンジンのように回転を上げなくても最初から最大トルク(=力)を出せますし、エンジンのように頑張らなくてもスッと加速します。

ガソリン車が1km走るのに燃料費だけで10円前後かかるのに対して、EVは1円前後ですし、ガソリン車では必要なエンジンオイルの交換、オイルフィルターの交換、ラジエーターのクーラントの交換、スパークプラグの交換、ATFの交換も一切不要ですし、ブレーキを使う頻度も激減するのでブレーキパッドの消耗も殆どありません。

その上、燃料補給のために、わざわざガソリンスタンドに行く必要もなく、自宅で寝ている時に行うか、スーパーであれ県庁であれサービスエリアであれ、駐車場に停めている間に「ついでに」行えば良いだけです。

ただ、今後、カーシェアリングにより、所有から共有へという流れもあると思いますし、自動運転から無人タクシーや無人バスへとなれば、どれか1台を選ばなくても、その時に最適なものをケースバイケースで選べば良いということになりそうです。

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電車も新幹線も電気で動いていることを思えば、
モーターの性能の良さがわかりますね。
問題は小さな車の中に、いかに高性能のバッテリーを乗せるかでしようが、
高性能のバッテリーの開発に血眼になるするより、
e-POWERのように、ガソリンエンジンの発電機を乗せた方が合理的だと思いますが、
いかがでしょうか。

投稿: デンキ | 2017年6月17日 (土) 09時07分


デンキさん

まず、はっきり言えるのは従来の自動車会社が販売しているエンジンを主とするハイブリッド車よりは、e-Powerのようにモーターを主とする自動車の方が合理的に思えることです。

あとはバッテリーか発電機かということですが、それは使い方や環境によると思います。

我が家の場合は充電設備(数万円です)もあり、寝ている間に充電すれば良いだけなので、わざわざガソリンスタンドに行く必要のない大容量バッテリーが便利です。

あるいは先日も書いたように、中心部で駐車する時に駐車料金も充電も無料の施設で、駐車のついでに充電すれば燃料費もゼロです。

既に海外ではパナソニックのバッテリーを使い走行距離も600キロ以上という一般的なガソリン車以上の電気自動車ものもありますが、我が家では最も小さなバッテリーのもので十分で、年に何度かの長距離ドライブはレンタカーかカーシェアリングと割り切っています。

発電用の簡単なエンジンとは言え、あればメンテナンスや燃料の補給に煩わされますから、それがないことのメリットの方を選んでいます。

投稿: 工場長 | 2017年6月17日 (土) 09時38分


もうひとつ、日本におけるEVの最大のデメリットは選択肢がない、ということです。一般的な乗用車として、日本で買えるのは、事実上ルノーである日産と、その傘下に入った不祥事続きの三菱に一車種づつと言って良い状況で、テスラなどのアメ車では大きすぎますし、手頃なサイズの欧州車には右ハンドルのEVがありません。

自動車はパワートレインだけで選ぶものではありませんから、車種が限定されている現状では普及しようがないと思います。

さらに現在の大手自動車メーカーはエンジンを作れるから自動車メーカーなのですが、それが電気自動車になれば、アメリカではベンチャーが急成長しているように、簡単に自動車が作れるようになり、国産車もガラケーの二の舞いになる可能性も高く、現在の自動車メーカーはできるだけEVの普及を遅らせたいという事情があります。それが特に規制の多い日本でEVの普及を妨げている最も大きな要因だと思います。

投稿: 工場長 | 2017年6月17日 (土) 10時39分


モーターを各車輪に取り付けることは容易かと思いますが、
現行のEVでは、モーターは1ヶ所にあって、ガソリンエンジン車と同じシステムですよね。
マツダでそんな革新的なEVを作って欲しいですね。

投稿: デンキ | 2017年6月17日 (土) 11時44分


デンキさん

直接車輪に付けるのはインホイールモーターと呼ばれ、19世紀の電気自動車にも搭載されていたもので、日本でもトヨタ、日産、三菱などが試作車を作っています。

5年前に試乗した国産EVの中ではマツダのデミオEVが最もよく出来ており、マツダの社員も「これに乗るとロータリーエンジンのスポーツカーすらトロいと感じますよ」と言っていただけに、未だに市場に投入していないことが残念です。

投稿: 工場長 | 2017年6月17日 (土) 12時00分


マツダのインホイールのデミオEV、欲しい!

投稿: ゲン | 2017年6月17日 (土) 12時39分


エネルギーは、自家発電による、自産自消になればと思います。
一戸建てならできますが、マンションではなかなか難しいですね。でもこれからのマンションには充電設備も増えることでしょうね。
地球の温暖化では、二酸化炭素ばかりが強調されますが、発熱源を減らすことも重要だと思います。世界中で走り回る化石燃料エンジンの自動車がなくなれば、かなりの温暖化対策になるのではと思います。
ただ、無人タクシーやバスの一番の問題は、乗客が緊急時に即座に対応する人がいない方ですね。

投稿: やんじ | 2017年6月18日 (日) 10時08分


ゲンさん

デミオEVは100台限定で、マツダ関連の法人や自治体のみが持ち、広島では偶に見ます。

5年前は4年もすれば一般にも発売するだろうと待っていましたが、今やそうした気配もありません。

残念なことです。

投稿: 工場長 | 2017年6月18日 (日) 11時07分


やんじさん

我が家では屋根の僅かなソーラーパネルでも発電量の80%以上は売っており、それは使うより売る方が儲かるという経済的理由によりますが、今持っている電気自動車を繋ぐだけでも100%自産自消は可能で、そういう機器も販売されています。

知人には配車になった日産の電気自動車リーフを安く買って家に繋いで使っている人もいます。

無人バスでは運転手はいなくても車掌がいる、というような運行形態もある得ると思いますし、同じコストであれば、利便性だけでなく安全性も飛躍的に向上するのではないかと思います。

ただ、AIが社会に及ぼす上での大きな問題は、その恩恵を誰が得るかということで、今のままでは格差を拡げるだけになり、そのことが懸念されます。

投稿: 工場長 | 2017年6月18日 (日) 11時09分

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コメント

電車も新幹線も電気で動いていることを思えば、
モーターの性能の良さがわかりますね。
問題は小さな車の中に、いかに高性能のバッテリーを乗せるかでしようが、
高性能のバッテリーの開発に血眼になるするより、
e-POWERのように、ガソリンエンジンの発電機を乗せた方が合理的だと思いますが、
いかがでしょうか。

デンキさん

まず、はっきり言えるのは従来の自動車会社が販売しているエンジンを主とするハイブリッド車よりは、e-Powerのようにモーターを主とする自動車の方が合理的に思えることです。

あとはバッテリーか発電機かということですが、それは使い方や環境によると思います。

我が家の場合は充電設備(数万円です)もあり、寝ている間に充電すれば良いだけなので、わざわざガソリンスタンドに行く必要のない大容量バッテリーが便利です。

あるいは先日も書いたように、中心部で駐車する時に駐車料金も充電も無料の施設で、駐車のついでに充電すれば燃料費もゼロです。

既に海外ではパナソニックのバッテリーを使い走行距離も600キロ以上という一般的なガソリン車以上の電気自動車ものもありますが、我が家では最も小さなバッテリーのもので十分で、年に何度かの長距離ドライブはレンタカーかカーシェアリングと割り切っています。

発電用の簡単なエンジンとは言え、あればメンテナンスや燃料の補給に煩わされますから、それがないことのメリットの方を選んでいます。

もうひとつ、日本におけるEVの最大のデメリットは選択肢がない、ということです。一般的な乗用車として、日本で買えるのは、事実上ルノーである日産と、その傘下に入った不祥事続きの三菱に一車種づつと言って良い状況で、テスラなどのアメ車では大きすぎますし、手頃なサイズの欧州車には右ハンドルのEVがありません。

自動車はパワートレインだけで選ぶものではありませんから、車種が限定されている現状では普及しようがないと思います。

さらに現在の大手自動車メーカーはエンジンを作れるから自動車メーカーなのですが、それが電気自動車になれば、アメリカではベンチャーが急成長しているように、簡単に自動車が作れるようになり、国産車もガラケーの二の舞いになる可能性も高く、現在の自動車メーカーはできるだけEVの普及を遅らせたいという事情があります。それが特に規制の多い日本でEVの普及を妨げている最も大きな要因だと思います。

モーターを各車輪に取り付けることは容易かと思いますが、
現行のEVでは、モーターは1ヶ所にあって、ガソリンエンジン車と同じシステムですよね。
マツダでそんな革新的なEVを作って欲しいですね。

デンキさん

直接車輪に付けるのはインホイールモーターと呼ばれ、19世紀の電気自動車にも搭載されていたもので、日本でもトヨタ、日産、三菱などが試作車を作っています。

5年前に試乗した国産EVの中ではマツダのデミオEVが最もよく出来ており、マツダの社員も「これに乗るとロータリーエンジンのスポーツカーすらトロいと感じますよ」と言っていただけに、未だに市場に投入していないことが残念です。

マツダのインホイールのデミオEV、欲しい!

エネルギーは、自家発電による、自産自消になればと思います。
一戸建てならできますが、マンションではなかなか難しいですね。でもこれからのマンションには充電設備も増えることでしょうね。
地球の温暖化では、二酸化炭素ばかりが強調されますが、発熱源を減らすことも重要だと思います。世界中で走り回る化石燃料エンジンの自動車がなくなれば、かなりの温暖化対策になるのではと思います。
ただ、無人タクシーやバスの一番の問題は、乗客が緊急時に即座に対応する人がいない方ですね。

ゲンさん

デミオEVは100台限定で、マツダ関連の法人や自治体のみが持ち、広島では偶に見ます。

5年前は4年もすれば一般にも発売するだろうと待っていましたが、今やそうした気配もありません。

残念なことです。

やんじさん

我が家では屋根の僅かなソーラーパネルでも発電量の80%以上は売っており、それは使うより売る方が儲かるという経済的理由によりますが、今持っている電気自動車を繋ぐだけでも100%自産自消は可能で、そういう機器も販売されています。

知人には配車になった日産の電気自動車リーフを安く買って家に繋いで使っている人もいます。

無人バスでは運転手はいなくても車掌がいる、というような運行形態もある得ると思いますし、同じコストであれば、利便性だけでなく安全性も飛躍的に向上するのではないかと思います。

ただ、AIが社会に及ぼす上での大きな問題は、その恩恵を誰が得るかということで、今のままでは格差を拡げるだけになり、そのことが懸念されます。

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