マックの新メニューとプロの経営者
最近盛んにテレビで、マックが新メニュー、グランのCMを流している。
今まで1.7倍の肉厚ビーフ 100%だという
2016年6月25日のブログにマックのお店が改装され、大きく変身したと書いた。
http://hiroshima.moe-nifty.com/blog/2016/06/post-5951.html
今度は、メニューそのものをバージョンアップしたというわけだ。
「グラン てりやき」690円。
ハンバーグの肉は厚くて、ふわふわで確かに美味い。
日本人の好みに合わせて開発したという甘辛ソースだというが、
私には甘すぎて、ちょっと?だ。
グラン クラブハウスは790円。
ハンバーグにベーコンについている。
味もこっちの方がすっきりしていて、私は好きだ。
まあしかしこんなにも大きくマックを変えたというのはちょっと驚く。
2014年期限切れの鶏肉をチキンナゲットに使ったということで、
2015年12月までマックはずっと赤字を続けていたという。
その頃ファーストフード、外食産業がどこも売り上げを落としていることもあり、
コンビニの100円コーヒーも売り出されたこともあり、
2015年12月までマックはずっと赤字を続けていたという。
もうマックの時代は終わったといわれたりした。
それが2016年1月に33ヶ月ぶりに黒字回復をしただけでなく、
お店の内装を変え、
マックの戦略が大きく変換したことを印象付けた。
なんで、そんな変更ができたの。
?
2013年8月、それまで10年間社長兼CEOを続け、
100円コーヒーをヒットさせた原田泳幸氏に代わり、
女性のサラ・カサノバ氏(48)を社長にした。
原田氏は06年12月からコーヒーとハンバーグを安く売る「100円マック」で6期連続で収益を伸ばしたという。
そうした実績もあってだろう原田氏は、2014年6月、経営のプロとしてベネッセにハンティングされたが、
2016年6月そのベネッセも退任した。
私はどうもこの「経営のプロ」というのが眉唾だと思えて仕方がない。
今回の東芝の1兆円を超えるだろうという赤字問題もそうだが、
企業を黒字にするのは、短期的にはそう難しいことではない。
黒字になるように、決算書の数字を操作すればいいのだ。
どこを操作すば黒字になるのかの操作ができるのが、経営のプロだといわれているように思えて仕方がない。
原田氏は資産をバンバン売ったらしい。
そりゃ黒字になるよね。
最近流行りの時価総額もそうだ。
EVのテスラなんて、
売り上げはGMの1/100しかなく、それに毎年赤字だ。
2016年の販売台数はテスラ7.6万台、GM996万台だ。
にもかかわらず、時価総額は511億ドルと509億ドルのGMを抜いた。
可能性を評価されたといえばいえるが、
可能性というより人気度といった方がよさそうだ。
芸能人の人気のように、何かスキャンダルがあれば、即消えてしまうし、
三菱自動車、東芝のように、数字をごまかしていたとかのコンプライアンス違反があれば、すぐに吹き飛ぶのが、時価総額のように思える。
プロの経営者といわれる原田氏よりカサノバ氏の方がはるかにまともな経営者だと思うが、
まともな経営者を戴くことの難しさを、
最近改めて感じる。
元安川
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