小さなお雛さま
顔の上の方に付いている小さな黒い丸2つは目?
とすると、その下にある細い黒い線は髭?
女性に髭があるわけがないし、
??
平安時代には、男女とも眉毛を剃って眉毛のちょっと上に墨で丸く眉毛を描いていたことを思い出した。
として、改めて見ると、「可愛い!」
すーっと引かれた黒い線は目、
小さな紅い三角形は唇。
赤ちゃんのように愛らしい。
高さ7cmほどの小さな、陶器製の雛人形、
魔除けの土鈴にもなっているらしい。
顔や着物の模様も後から描かれているようだ。
かなり以前、親しくしていたお隣さんから、
「デパートに行ったら売ってたの。
可愛いから買ったの」
と、娘がいただいたものだ。
昨年までは、娘が生まれた時、妻の両親が買ってくれた大きな木箱に入っているお雛さまを飾っていたが、
娘は、納戸の奥からその大きなお雛さまを探しだし、飾るのは大変だと、
「今年は、こっちにする」と、
本棚の隅に置いてあった小さな箱に入ったお雛さまを取り出し、玄関の靴箱の上に飾った。
京都人形豪勝作と書かれている。
ところで、
「平安貴族はなぜ額に眉を描いたのか」
ちょっと気になって調べてみた。
「眉毛を剃るのではなく、毛抜きで抜いてしまい、額に墨で眉を描き入れました。
本物の眉は感情を表に出してしまうからです。
額に描いた眉なら、感情につれて動くようなことがありません。
眉をひそめる、眉を吊り上げる、眉を曇らせる、愁眉(しゅうび)を開く、など眉の動きで感情を示す表現はたくさんあります。
目や口だけでなく、眉にも感情を表に出す機能があるのです。
額に墨で描いて、移してしまえば、眉から表情を読み取られることはなくなります。
古くから教養のある人たちの間では、感情をありのままにさらけ出すのははしたないこと、と考えられてきたのでしょう。
平安の貴人たちは同時に、顔に白粉(おしろい)を塗り、歯を黒く染める化粧をしていました。
このお化粧の”三点セット”で高貴の身分を示そうとしたのでしょうが、とりわけ高いところに移された眉で、高貴な楕神を誇示しようとしたのだといえそうです」
とのことだ。
なるほどね。
今はお化粧するだけでなく、
顔そのものを作り変えてしまう整形美容という技術まである。
美人と思って結婚したら、
酷いブスだったなんてこともあるらしい。
そんなのはなんとでもなる!
人柄に惚れて結婚した!
素晴らしい!
元安川
*お願い
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