マンションの外壁の塗り替え
友人の住む、広島駅北口をでて、4〜5分の所に建つ地産マンションの外壁塗り替え工事が終了した。
あたかも新築のマンションが建ったかのような変わり方だ。
新しい素材なのだろう、白い塗料もセラミックのような厚みと光沢があり、凹凸があり、風格すらある。
駅の南に建つシテイタワー等の高層マンションと異なり、鉄骨を建てて、コンクリートを打っている。
手仕事の味わいもある。
竣工したのが1974年というから、すでに43年も経つ。
随分と古い建物だ。
地震に対してちょっと心配はあるが、
それより水道管、排水管等の劣化が著しく、度々水浸しになるような事故を起こしていると、友人はこぼしていた。
そうしたこともあってか。室内をデザイナーズマンションのように、オシャレにリノベーションしている部屋もあるらしい。
最近は、
その立地の良さと、広島駅前周辺の開発に合わせて、マンション価格も5割以上もアップしているようだ。
広島は人口のわりに、市街地が狭いことから、他都市に比べ、圧倒的にマンションが多い。
合人社という全国的レベルのマンション管理会社も生まれている。
今盛んにいわれるコンパクトシティも広島ではごく自然にできてきた。
広電というLRTもあるし、本通りという商店街は賑やかだし、市役所、県庁、デパート、病院もそれこそ歩いて行ける範囲にある。
被爆で71年前の街は消えてしまっているが、
それから以降に人々の作りあげてきた街は、今や時代の最先端をいく街となっている。
43年前に作られたこの地産マンションは、
造られた当時は、ごく普通の商業建築であったが、
いまとなってみると、古くて新しい建物としてそれなりの価値を持ってきている。
こうした歴史を、どう位置づけ、そして次に繋げていくがが、今問われているようだ。
元安川
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新幹線の開通に合わせての開発のひとつなんでしょうね。
まだ国鉄が元気な頃でもあり、宿舎や物資部が賑やか頃ですね。
でも、この辺りは空き地ばかりだったと思います、
投稿: やんじ | 2017年2月 4日 (土) 21時06分
やんじ様
新幹線の開通は広島の街の構造を変えましたね。
次は広島空港駅がどんな形でできるかですかですが。
???
投稿: 元安川 | 2017年2月 5日 (日) 11時04分
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新幹線の開通に合わせての開発のひとつなんでしょうね。
まだ国鉄が元気な頃でもあり、宿舎や物資部が賑やか頃ですね。
でも、この辺りは空き地ばかりだったと思います、
投稿: やんじ | 2017年2月 4日 (土) 21時06分
やんじ様
新幹線の開通は広島の街の構造を変えましたね。
次は広島空港駅がどんな形でできるかですかですが。
???
投稿: 元安川 | 2017年2月 5日 (日) 11時04分