認識から提案へ
自動車についているカーナビの音声認識は既に最近乗っていた国産車5台とも、おそらく10年以上前から付いていたように思いますが、地名の聞き取りどころか、音声をコマンドとして「認識」するところから使い物になりませんでした。
ところが、最近のBMWやメルセデス・ベンツに採用されている音声認識は、言語の「認識」どころか、意図を「理解」し、情報を「分析」し、最適な「提案」まで行います。
https://www.youtube.com/watch?v=k0jOrVymOS4
しかも、認識レベル一つとっても、騒音が酷いと一人の言葉すら聞き取れなかったレベルから、6人が同時に話しても、誰が何を話しているのか聞き取れる、まさに聖徳太子レベルの認識能力に達しています。
例えば「今夜、八丁堀近くで、妻とのディナーに良いレストランを探して」と言えば「良いレストラン」の意図を理解し、最適なものを提案し、承認すれば、予約もし、その予定をカレンダーに追加し、妻への連絡まで行います。
ナビゲートそのものは、自動運転になれば不要ですが、こうしたナビは、おそらく2−3年の間に、多くの欧米の自動車には搭載されますから、その間まででも十分に有効です。
そしていずれは、広い道路も信号も車線も、交通法規すら不要となり、必要なのは従来よりずっと狭い道路とずっと狭い駐車場、そしてアルゴリズムのみとなるはずです。
What a driverless world could look like | Wanis Kabbaj
https://www.youtube.com/watch?v=OlLFK8oSNEM
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経済の語源となっている
「經世濟民(けいせいさいみん、経世済民)は、中国の古典に登場する語で、文字通りには、「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」の意。 略して「經濟」(経済)とも言うが、主として英語の「Economy」の訳語として使われている今日の「経済」とは異なり、本来はより広く政治・統治・行政全般を指示する語であった」
とのことですが、
グローバル経済が、そのようであって欲しいですね。
投稿: 元安川 | 2017年2月19日 (日) 12時46分
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