神風スマホ・競輪、競艇、競馬を救う!
競輪、競艇、競馬が電話で投票できることは知っていたが、
今ではスマホで投票できるようになっているのだという。
まあ当然のことだろうと思ったが、
1月23日の日経新聞によれば、
なんと、スマホで投票できるようになったことで若者のフアンが増え、
競輪場、ボートレース場、地方競馬等の公営競技の経営が急激に回復し、
この5年で赤字団体は半減しているのだという。
高知県競馬組合(高知市)は売り上げのネット比率が16年12月末時点で85%。
北海道主催のホッカイドウ競馬も77%というケースもあるという。
なんだよ、それ?
信じられない。
つい数年前までは競輪場に来るのは、
年金生活のジジイばかり、若者は競輪なんてやらないから、いずれ競輪は無くなるとまで、いわれ、競輪場も赤字であったことから、主催する自治体も、税金で赤字補填はできないと、減少する一方だった。
施設は老朽化し、公営競技で生き残るのは中央競馬だけだとすらいわれていた。
電話投票も場外もその衰退を止められなかった。
あの華やかだった宮島競艇も経営が苦しくなり、
宮島町は廿日市市と合併を余儀なくされたという経緯もある。
それがどうだ、
記事のタイトル「ネットの神風 スマホ投票 若者層開拓」」とまで書かれるように、劇的な変化が起こっているというのだ。
神風はそうは度々吹かないが、この神風スマホはさらに強まりそうだ。
この変化は競輪場、競艇場、競馬場の現場を見ているだけではわからない。
全くのバーチャルなのだ。
来場者そのものは減り続けているようだ。
広島競輪場についてみれば
2014年度は赤字だったのに、2015年度は2.5億円の黒字になっている。
2015年度から民間委託していることにもよるだろうが、スマホ投票効果が極めて大きいことによると推察される。
2016年10月、厚生省は
「日本人のパチンコや競馬などギャンブル依存の人が成人人口の4.8%に当たる536万人に上る。
病的ギャンブラー(依存症)に当たる人が男性の8.7%、女性の1.8%だった。海外の同様の調査では、米国(02年)1.58%▽香港(01年)1.8%▽韓国(06年)0.8%--などで、日本は際立って高い」
と発表したという。
男は10人に1人が依存症というわけだ。
パチンコ店 1.1万ヶ所、458万台もあるのだという。
パチンコにしてもそうだが、運だけでは勝てない。
競馬にしても競輪にしても、
予想する新聞があり、そこにいけば予想屋と呼ばるおじさんが立っていて、金をはらえば、レースの予想を教えてくれたりする。
勝つには運だけでなく、かなりの知識がないと勝てない。
そこにスマホの若者が食いついたのだ。
ポケモンGOより実益がある?
競馬、競輪、競艇の将来は明るい。
???
こうした状況を見て来ると、
日本はすでに十分ギャンブル大国?になっている。
とてもこれからカジノが日本国内で成功するとは思えない。
カジノもスマホを導入する?
あな 恐ろしや、スマホ!
いいことなのだろうか、悪いことなのだろうか。
???
こっちも頭がおかしくなってきそうだ。
元安川
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依存症の数字の根拠て何なんでしょうね。
それとギャンブル依存症に認定されるのは、どんな人なんでしょうか?
ギャンブルで借金まみれになる人だけなんでしょか?
パチンコをする人の中には、よく行くけど使う金額は決めているとか、生活に支障を及ぼさなくても頻繁に行く人もいますからね。
施設が多いと、そこを利用しいる人の数も当然増えるからでしょうか?
ところでパチンコはギャンブルでないとされているので、依存症にいれるのは間違いってことですよね。まあ、誰がどうみてもギャンブルですが。
アメリカは、家庭でのポーカーのようなカードギャンブルや、野球やアメフトなどのプロスポーツに賭ける人は含まれるのでしょうか?
カジノでギャンブル依存症の人が問題になっていますが、カジノにしろ競馬にしろ賭け事は依存症の人がいないと成り立たないのではと思います。
投稿: やんじ | 2017年1月27日 (金) 14時09分
やんじ様
「風営法ではパチンコは賭博ではなく「遊戯」と扱われている。パチンコ店では景品として現金を扱わないという「建前」のもと運用されているためだ。だが実際には、出玉と交換した特殊な景品を、店の近くにある景品交換所に持ち込むことで換金できる」
「厚労省の発表するギャンブル依存症の8割近くはパチンコ関連である」
といわれているそうです。
全く矛盾することが堂々とまかり通る。
なんとも不思議な国ですね。
投稿: 元安川 | 2017年1月27日 (金) 15時00分
ブログ拝見させていただきました。
私は26年来の競艇ファンです。
最近の宮島競艇の衰退ぶりにはさみしいかぎりですが、ネットで気軽に舟券が買えるのでネット難民以外のファン獲得には成功しているのではないでしょうか。
しかしながら本場の最近の雰囲気は昔ながらのいわゆる鉄火場みたいな感じではありません。
どちらかというとアミューズメント的な要素が増えて若者やファミリーを呼び込むのに必死です。いかにしてこの部分を伸ばしていくかがカギとなりますね。
投稿: 競艇王 | 2017年1月28日 (土) 01時18分
競艇王様
今の競艇場も競輪場も貴重なエンターテイメントゾーンです。
ラスベガスがエンターテイメントシテイに変化しているように、
競艇場も競輪場も収益の上がる施設になったのですから、
そうした部門を充実させることに、収益を還元したらどうでしょうか。
投稿: 元安川 | 2017年1月28日 (土) 22時22分
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それとギャンブル依存症に認定されるのは、どんな人なんでしょうか?
ギャンブルで借金まみれになる人だけなんでしょか?
パチンコをする人の中には、よく行くけど使う金額は決めているとか、生活に支障を及ぼさなくても頻繁に行く人もいますからね。
施設が多いと、そこを利用しいる人の数も当然増えるからでしょうか?
ところでパチンコはギャンブルでないとされているので、依存症にいれるのは間違いってことですよね。まあ、誰がどうみてもギャンブルですが。
アメリカは、家庭でのポーカーのようなカードギャンブルや、野球やアメフトなどのプロスポーツに賭ける人は含まれるのでしょうか?
カジノでギャンブル依存症の人が問題になっていますが、カジノにしろ競馬にしろ賭け事は依存症の人がいないと成り立たないのではと思います。
投稿: やんじ | 2017年1月27日 (金) 14時09分
やんじ様
「風営法ではパチンコは賭博ではなく「遊戯」と扱われている。パチンコ店では景品として現金を扱わないという「建前」のもと運用されているためだ。だが実際には、出玉と交換した特殊な景品を、店の近くにある景品交換所に持ち込むことで換金できる」
「厚労省の発表するギャンブル依存症の8割近くはパチンコ関連である」
といわれているそうです。
全く矛盾することが堂々とまかり通る。
なんとも不思議な国ですね。
投稿: 元安川 | 2017年1月27日 (金) 15時00分
ブログ拝見させていただきました。
私は26年来の競艇ファンです。
最近の宮島競艇の衰退ぶりにはさみしいかぎりですが、ネットで気軽に舟券が買えるのでネット難民以外のファン獲得には成功しているのではないでしょうか。
しかしながら本場の最近の雰囲気は昔ながらのいわゆる鉄火場みたいな感じではありません。
どちらかというとアミューズメント的な要素が増えて若者やファミリーを呼び込むのに必死です。いかにしてこの部分を伸ばしていくかがカギとなりますね。
投稿: 競艇王 | 2017年1月28日 (土) 01時18分
競艇王様
今の競艇場も競輪場も貴重なエンターテイメントゾーンです。
ラスベガスがエンターテイメントシテイに変化しているように、
競艇場も競輪場も収益の上がる施設になったのですから、
そうした部門を充実させることに、収益を還元したらどうでしょうか。
投稿: 元安川 | 2017年1月28日 (土) 22時22分