広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« イライラに、オーストラリアの「レモンマートル」を | トップページ | 調整池のフロート式太陽光発電 »

2016年12月29日 (木)

原発受忍論

日本には受忍論というものがあります。

それは「ヒロシマの心を世界に」でも何度か言及されていますが「国家の非常事態である戦争では、皆被害を受けたのだから、生命・身体・財産に何らかの被害を受けてもそれは受忍(我慢)しなければならない」という理屈で、その考え方は、今も続いています。

こうした政府の失敗のツケを国民に回すというやり方は「平和利用」であったはずの原発でも行われており、福島原発やもんじゅに限らず、電力会社が支払うべき事故の賠償金や廃炉費用などは、殆どが国民が支払うことになります。

現行制度では、原発の廃炉費用は(当たり前ですが)その原発で利益を得てきた大手電力会社が負担することになっていますが、今後は原発には関係のない新電力も、その費用を負担することになります。

また、福島の原発事故の賠償金なども、天下り団体として批判のある「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」が処理していますが、これもお金の出処は税金であり、国民のものです。

これでは「事故を起こしたら、その費用は国民持ち、利益だけは電力会社」ということになります。そして、その「原則」通り、本来なら倒産すべき東電は3200億円という経常利益を出し「ゾンビ企業」と称されています。

さらに、もんじゅで失敗し、莫大な無駄遣いをした政府は、もっと大きな賭けに出ようとしています。世界一ギャンブル依存症が多いといわれる日本では、やはり政府もギャンブル依存症なのでしょうか。

Photo

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。

広島ブログ


韓国とかみてると本当に日本人は我慢強いと思いますね。
良くも悪くもですが…

投稿: 国民受忍論 | 2016年12月29日 (木) 09時14分


こうした状況が、
インターネットによって、どう変わるのでしょうかね。
より多様な情報によって客観的判断ができるようになるのか、
より大本営発表に炎上するようになるのか。
楽観的にはなれませんね。

投稿: ゲン | 2016年12月29日 (木) 16時52分


「受忍論」は、1980年に厚生大臣の諮問機関だった原爆被爆者対策基本問題懇談会、略して基本懇が出したものですが、国家としての考え方が明確に述べられています。

しかし、基本稿の意見は、戦争という特別な事態だから、その犠牲は国民が受忍すべきだ、という内容で、それが成り立つためには、平時には国が責任を持って当然だという前提が必要です。

福島以降、この前提さえ無視されてきたということは、国民・市民が国の施策のために被害を受けても、国は責任を負わなくて良い、という主張をし始めたということになります。これは憲法違反なのですが、それも解釈改憲で政府は乗り越えるでしょう。このことに、私たち主権者がもっと大きな声を挙げないと、憲法の規定とは正反対の、政府独裁国家になりかねません。正に『1984』年です。

2017年は、こうした政府の暴挙に効果的に対抗する一年にしたいですね。

投稿: イライザ | 2016年12月29日 (木) 20時53分


やっぱり東電は、倒産させるべきでしたね。
東電の負債を国民負担にするなんてありえませんね。
そらも通達だけで決めようとしています。
もはや民主主義ではないですね。
この事に対して、野党は何も言ってないように思います。
カジノ法案なて議論する前に、国会で取り上げる事案だと思います。
原子力発電で国民は恩恵を受けていたとしてますが、安心で安全で安価な発電だと国家が決めた事での電気代を支払ってきただけだ、それは原発でなくとも良かった事です。
需要と供給の原則に従っただけだあり、恩恵なんて受けてません。
恩恵を受けたのは産経省の天下り役人と電力会社と株主だけだす。
国民負担の前に、東電の資産を全ての国が買い取りそのお金を東電が負債に支払い、東電を解体すべきです。これでも納得はできませんが。
それと電源三法の廃止ですね。

投稿: やんじ | 2016年12月30日 (金) 13時20分


国民受忍論さん

その通りですね。
良くも悪くも。

投稿: 工場長 | 2016年12月31日 (土) 09時22分


ゲンさん

新しいテクノロジーは人間の可能性を拡大しますが、多くのものに善悪の区別はなく、それを使う人間に委ねられます。人間は試行錯誤で進歩していきますが、過ちが取り返しのつかないレベルまで拡大されることが怖いところです。

投稿: 工場長 | 2016年12月31日 (土) 09時25分


イライザさん

受忍論はあくまで戦争被害受忍論だったはずですが、どんどん拡大しているとしか思えないところが憂慮されます。

民主主義が試されているようにさえ感じます。

投稿: 工場長 | 2016年12月31日 (土) 09時26分


やんじさん

東電や、それを支えてきた人達が何の責任も取ることなく利益を上げ続ける中で、国民が負担を強いられるという状況はあり得ないと思いますが、それに対して、日本の国民は、あまりにも大人しく「受忍」しているように思えます。

投稿: 工場長 | 2016年12月31日 (土) 09時28分

« イライラに、オーストラリアの「レモンマートル」を | トップページ | 調整池のフロート式太陽光発電 »

電力問題」カテゴリの記事

コメント

韓国とかみてると本当に日本人は我慢強いと思いますね。
良くも悪くもですが…

こうした状況が、
インターネットによって、どう変わるのでしょうかね。
より多様な情報によって客観的判断ができるようになるのか、
より大本営発表に炎上するようになるのか。
楽観的にはなれませんね。

「受忍論」は、1980年に厚生大臣の諮問機関だった原爆被爆者対策基本問題懇談会、略して基本懇が出したものですが、国家としての考え方が明確に述べられています。

しかし、基本稿の意見は、戦争という特別な事態だから、その犠牲は国民が受忍すべきだ、という内容で、それが成り立つためには、平時には国が責任を持って当然だという前提が必要です。

福島以降、この前提さえ無視されてきたということは、国民・市民が国の施策のために被害を受けても、国は責任を負わなくて良い、という主張をし始めたということになります。これは憲法違反なのですが、それも解釈改憲で政府は乗り越えるでしょう。このことに、私たち主権者がもっと大きな声を挙げないと、憲法の規定とは正反対の、政府独裁国家になりかねません。正に『1984』年です。

2017年は、こうした政府の暴挙に効果的に対抗する一年にしたいですね。

やっぱり東電は、倒産させるべきでしたね。
東電の負債を国民負担にするなんてありえませんね。
そらも通達だけで決めようとしています。
もはや民主主義ではないですね。
この事に対して、野党は何も言ってないように思います。
カジノ法案なて議論する前に、国会で取り上げる事案だと思います。
原子力発電で国民は恩恵を受けていたとしてますが、安心で安全で安価な発電だと国家が決めた事での電気代を支払ってきただけだ、それは原発でなくとも良かった事です。
需要と供給の原則に従っただけだあり、恩恵なんて受けてません。
恩恵を受けたのは産経省の天下り役人と電力会社と株主だけだす。
国民負担の前に、東電の資産を全ての国が買い取りそのお金を東電が負債に支払い、東電を解体すべきです。これでも納得はできませんが。
それと電源三法の廃止ですね。

国民受忍論さん

その通りですね。
良くも悪くも。

ゲンさん

新しいテクノロジーは人間の可能性を拡大しますが、多くのものに善悪の区別はなく、それを使う人間に委ねられます。人間は試行錯誤で進歩していきますが、過ちが取り返しのつかないレベルまで拡大されることが怖いところです。

イライザさん

受忍論はあくまで戦争被害受忍論だったはずですが、どんどん拡大しているとしか思えないところが憂慮されます。

民主主義が試されているようにさえ感じます。

やんじさん

東電や、それを支えてきた人達が何の責任も取ることなく利益を上げ続ける中で、国民が負担を強いられるという状況はあり得ないと思いますが、それに対して、日本の国民は、あまりにも大人しく「受忍」しているように思えます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/64679507

この記事へのトラックバック一覧です: 原発受忍論:

« イライラに、オーストラリアの「レモンマートル」を | トップページ | 調整池のフロート式太陽光発電 »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30