ネットのセキュリティ
昨年、NTTと打合せをしていて驚いたことがあります。
それは、彼らは打合せの内容をパソコンやタブレットではなく、ボールペンで紙に書いていたということです。
つまり、日本では最大手の通信会社ですら、デジタルデータの安全は望めないということです。
事実「パスワード漏れてます」でも書いた通り、情報流出は日常茶飯事で、信頼できるところはありません。
ですから、本当に流出させたくないデータは、紙など、ネット上とは切り離されたもので管理するのが最も安全ということになります。
「ヒロシマの心を世界に」で紹介されていたように、新しいハッキングの手口は次々に登場しており、個人でも出来る対策は行った方がベターとはいえ、サーバーから流出することに関して、個人が行えることはありません。
いくらカギ付きの箱に入れて宅配に渡したところで、それが届いた先で盗まれることに対して、こちらから行えることは何もありません。
ただ、万が一の時にも、少しでも被害を抑えるために、ネットで使わざるを得ない情報、例えばIDとパスワードは同じセットを複数のサイトで使わないようにし、定期的に変更するなど、そのリスクに応じた対策が必要となります。
その上で、前回も書いたように、データは常にバックアップし、パスワードは想定不能なものを定期的に変え、OSは常に最新のものにアップデートする、パソコンから離れる時はアプリは終了させてロックする、というのは基本中の基本です。
その上で、ネットの設定くらいは自力で行える、という人は「ヒロシマの心を世界に」の記事「Wi-Fi に接続しただけで情報が盗まれる? 対抗手段は信頼できるWi-Fiを使う」や「あらゆるPC/Macから情報を盗める5ドルのラズパイ・デバイス 対抗手段はUSBポートをセメントで固めること」に書かれているようなことも参考になると思います。
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