森の中の学園
4年に1度開かれるという自由学園美術工芸展を見に行った。
西武線ひばりが丘駅から歩いて7~8分、
10万m²という広い敷地の、大きな樹々に覆われた森のようなキャンパスに、
瓦屋根と白い壁と黒い柱の木造の建物が点在している。
ほとんどが平屋だ。
旧帝国ホテルを設計したフランクロイドライトのスタッフだった遠藤新氏の設計だろうか、
和風とも洋風とも言えない不思議な建物だが、シンプルな建物はなかなか味わいがある。
展示されている絵画、木の枝、板で作られた動物の彫刻は手作り感があって、
それぞれなかなかユニークだ。
自由学園は羽仁もと子吉一夫妻による
キリスト教精神に基づいた「生活即教育」いう考えのもとに1921年に創立され、
この地に移ったのは1934年という。
移転してからもう82年も経っていることになる。
都心に近いこんな場所に、こんな大きな森があり、ゆったりと小さな木造の建物が建っているのが不思議に感じる。
ここには幼稚園、初等部、中高一貫教育の女子部と男子部、それに最高学部と称する大学が
あるというが、
全ての学年の学生数は平均して30~40名くらい、
かなりの学生が寮生活をしているという。
こんなに都心に近く、自然に満ちた環境に、学生は全部合わせても1,000名にもならないのだ。
自然や動物と触れ合うことを大切にするということで稲作をしたり、酪農をしたりし、
キャンパスの維持管理、給食の調理も生徒にまかされているという。
私のように学生数が1学年1万人を越え、
新学期ともなると大混雑するキャンパスで育った者からすると、
羨ましくもあるが
それより、
これでよく大学の経営が成り立つなー、と心配になってしまう。
対応してくれる学生は、誰もが優しく、おっとりしている。
競争とか、お金とかにおよそ縁のない世界がここにはあるようだ。
世界が、こんな環境と思いの世界になったらいいのになー、
と思えてきた。
元安川
*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。


安保法反対で、歌で意思表示した学園ですよね。
誰もが優しくおっとりしているいように見えたとしても、大切な心は育まれているのでしょうね。
優秀な大学に進学して、愚かな犯罪をしている有名大学の学生より、立派な社会人になることでしょうね。
投稿: やんじ | 2016年11月23日 (水) 12時15分
やんじ様
小学生から大学生まで、
それも1,000人にもならない若者たちが、
森の中ともいえる環境で、ずっと一緒に生活しているですから、
それはおっとりとした人に育つだろうと想像できますね。
反面、こんな世知辛い世界に出たら、
生きていけるの、
と心配にもなりますね。
投稿: 元安川 | 2016年11月23日 (水) 15時14分
« 落花生おおまさりと地酒梅一輪 | トップページ | 昨日の地震 »
「教育」カテゴリの記事
- オンライン高校・角川ドワンゴ(2026.05.13)
- 志願者数16万人、日本1の大学は・・・(2026.05.01)
- 小6の孫のハロウインパーティー(2025.10.31)
- 親であること???(2025.11.20)



安保法反対で、歌で意思表示した学園ですよね。
誰もが優しくおっとりしているいように見えたとしても、大切な心は育まれているのでしょうね。
優秀な大学に進学して、愚かな犯罪をしている有名大学の学生より、立派な社会人になることでしょうね。
投稿: やんじ | 2016年11月23日 (水) 12時15分
やんじ様
小学生から大学生まで、
それも1,000人にもならない若者たちが、
森の中ともいえる環境で、ずっと一緒に生活しているですから、
それはおっとりとした人に育つだろうと想像できますね。
反面、こんな世知辛い世界に出たら、
生きていけるの、
と心配にもなりますね。
投稿: 元安川 | 2016年11月23日 (水) 15時14分