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2016年11月 6日 (日)

COMPLETIONとタイムカプセル

ゴルフの練習を終え、出入り口ドアを出たところで、
車回しの柱に貼られているステンレスのパネルに気づいた。
「COMPLETION
JUNE 1998
T Sumiya
DESIGHN & CONSTRUCTION SHIMIZU CORPORAION」
と書かれている。

Img_8633

ビルの入り口脇によく見かける「定礎」、「竣工」と書かれているパネルの英語版というわけだ
しかし英語で書かれているのは初めてみた。

「そもそも定礎とは、ヨーロッパではじまった石造建築における、建物の基準となる礎の位置を定め、建築を正確に行う儀式「定礎式」に由来しています」
とのことだが、
日本では、通常建物の竣工時に造られるようだ。

そのパネルの裏には 小さなスペースがあり、そこに
「腐食にも耐えられるように銅製やステンレスなどでつくられた定礎箱が置かれ、
箱の中には、氏神様への御礼、建築図面、定礎式が行われた日の新聞、通貨、関係者の名簿などが納められています」
とのことだ。

いわばこの「建物のタイムカプセル」が納められているというわけだ。
知らなかった。
建設記録を残すことと、
これからの安全を祈念してということだろう。


しかし
今の日本の建物は見かけは美しく、耐震耐火性能も優れているが、100年も持つことは極めて難しくなりつつある。
1964年の東京オリンピックのメインスタジアムとして造られた国立競技場も、
築後52年で取り壊され、隈研吾氏の設計で新たに建設されることになった。
その寿命はたつた52年だった。
「建物のタイムカプセル」を残すとのご利益も消えつつあるのだろうか。

もっともハードディスクやUSBに保存された記録は、
10~20年程度で消えてしまうともいう。

52年も持てば御の字か・・・・

元安川

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