老化が安全性にもっとも悪い。
私の住むマンションの湯沸かし器が火が点かなくなった。
広ガスの担当者の方に来ていただいてみてもらったら、
「もう寿命ですね。
普通は15年程度もてばいいとこですが、もう28年経ってますから、交換されたらいいですよ」
と簡単にいってくれる。
玄関を入ってすぐの靴箱の上に据え付けられている湯沸かし器は新品のようにキレイだ。
見積もりを取ったら、
「排気方式の安全性に関する法律も変わっていますから、その工事費を含めて80万円近くになります」
とのことだ。
参ったな。
と思っていたら、
10月14日の日経新聞に「高浜原発20年の延長許可」との記事が載っていた。
記事を読んでも難しくよくわからないが、
「高齢化原子炉は徐々に、
原子炉高圧容器は中性子を浴びて、高温の影響を受けてもろくなったり、
ステンレス鋼の配管設備は長時間高温にさらされもろくなったり、
コンクリートも放射線を防ぐ機能が低下する
等のことが起こる。
こうした現象に対し、高周波の電流を流して検出したりし、
レーザー光を当てて補修したり、交換したりすることで、対応する。
また廃炉原子炉について研究し、活用したい」
ということだ。
何か至極もっともらしいが、
あの極めて複雑に作られた原子炉を検査するだけでも大変だろうし、
補修、交換となれば、さらに大変だろうし、
交換した部品を捨てるのだって、どこに捨てるのか、まったく目処が立っていないというのが現状だろう。
そんな面倒くさいことをするなら、新たに作った方が安いだろうと思うが、
原子炉の新設なんて、今の時代にあっては、ほぼ不可能だ。
だから無理して寿命の延長を図るのだろうが、
池田清彦氏の
「長い生きが、健康に一番悪い」
ではないが、
「原発は、老化が安全性にもっとも悪い」
といえそうだ。
元安川
安川
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