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2016年8月19日 (金)

ニッポン最下位

2040年、日本は最下位になります。

未だに原発を再稼働させるような国=日本に住んでいると実感できませんが、2040年には、世界の総発電量の45%が再生エネルギーになる、ということです。

この予測をまとめたのは、この手の情報源としては世界で最も引用される英国の民間調査機関=Bloomberg New Energy Financeです。

その報告書によると、2040年には、再生エネルギーの割合が最も高いのはブラジル92%、カナダ83%、EU(欧州連合)70%、メキシコ69%となりますが、日本は米国や中国より更に下の33%です。

それは、二酸化炭素(CO2)の主要排出9カ国(地域)の中では8位、辛うじて開発途上国のインドより上という位置で、間違いなく先進国では最下位です。

しかも、日本政府の目標は、2030年時点で22%〜24%でしかなく、原発を稼働させれば、更に再生エネルギーは受け入れ難い状況になりますから、インド以下になる可能性も十分にあります。

世界の市場においても、世界一の企業であるApple社は、データセンター、工場、直営店舗、本社を次々に100%再生エネルギーの施設に変え、Google、BMW、IKEA、ナイキ、H&M、ネスレ、スタバ、コカコーラ、マイクロソフトなどもRE100(The world’s most influential companies, committed to 100% renewable power)で、100%再生エネルギーを目指しています。

Apple

いずれの企業も、エネルギーのベストミックスなどという中途半端な調整や改善ではなく、理想に向けた強い意志を持つ改革であり、裏にどんな思惑があるにせよ、社会はそれを指示し、ブランド価値を上げているという現実があります。

日本は、東北大震災の直後に米国のシンクタンクから指摘されたように、再生エネルギーを中心とした小規模電力網を作るには非常に有利な国です。

にも関わらず、このまま技術的に遅れる一方になれば、必ず訪れる再生エネルギーが中心になる社会において、資源は国産でありながら、利益の多くは海外に持って行かれる、という、従来の輸入燃料と変わらない状況になりかねません。

原発を再稼働させることは、安倍政権の大好きな「国益」に大きく反したものだと言わざるを得ません。

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これから進むべき方向は、極論すればそれぞれの家、建物で発電市、使用するような小規模電力ネットワークを作ることだと思いますが、
ブラジル、カナダの再生エネルギー源は何ですか、
教えてください。

投稿: 宇品灯台 | 2016年8月19日 (金) 04時24分


宇品灯台さん

この報告書ではブラジルやカナダでは水力発電の導入が進み、EUではドイツを中心として太陽光や風力が中心になると見られています。

実はノルウェーは既に水力でほぼ100%自然エネルギーですし、私は水力発電の制御にも関わっていましたが、中国電力の中には、中国地方は全て水力発電で賄うことも可能だ、という人もいました。

ドイツは100%自然エネルギーを目指していますが、その時にも重要な役目を担うのが、太陽光や風力のように発電量の変化の大きいもののバッファーとなる蓄電装置で、ドイツはその蓄電装置として大規模な揚水発電所の建設も予定しています。

大規模なダムばかりではなく、既に開発されて稼働もしている小規模な小型水力発電もありますが、導入へのハードルは技術的なことより、法的な規制の方が大きいと感じます。

投稿: 工場長 | 2016年8月19日 (金) 08時50分

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電力問題」カテゴリの記事

コメント

これから進むべき方向は、極論すればそれぞれの家、建物で発電市、使用するような小規模電力ネットワークを作ることだと思いますが、
ブラジル、カナダの再生エネルギー源は何ですか、
教えてください。

宇品灯台さん

この報告書ではブラジルやカナダでは水力発電の導入が進み、EUではドイツを中心として太陽光や風力が中心になると見られています。

実はノルウェーは既に水力でほぼ100%自然エネルギーですし、私は水力発電の制御にも関わっていましたが、中国電力の中には、中国地方は全て水力発電で賄うことも可能だ、という人もいました。

ドイツは100%自然エネルギーを目指していますが、その時にも重要な役目を担うのが、太陽光や風力のように発電量の変化の大きいもののバッファーとなる蓄電装置で、ドイツはその蓄電装置として大規模な揚水発電所の建設も予定しています。

大規模なダムばかりではなく、既に開発されて稼働もしている小規模な小型水力発電もありますが、導入へのハードルは技術的なことより、法的な規制の方が大きいと感じます。

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