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2016年8月28日 (日)

防災士・危機管理士・総合危機管理士

東日本大震災以降世の中の価値観がすっかり変わった。

友人が「危機管理士」の資格を取ろうかなといっていた。

彼が東日本大震災の後、津波からの避難計画の作成に関わっていたことは知っていたが、
そうした知識が「危機管理士」という資格に繋がってくるとは思ってもいなかった。

改めて調べてみると
危機管理士だけでなく、防災士・総合危機管理士と似たような資格がいくつもある。
なにそれ?

どれも良く似ているが、
調べてみると、その内容はかなり違うようだ。

・防災士は、
「特定非営利活動法人日本防災士機構による民間資格。
消防本部または日本赤十字社等の公的機関が主催する「救急法等講習」、「普通救命講習」、「上級救命講習」を受講して、その修了証または認定証を取得した者に認定される」
とある。
・危機管理士は
「地震、津波等の危機発生時において、危機発生後の時間経過に応じた迅速・的確な危機管理対応業務の遂行が可能であり、そのための知識と技能を有し、「危機管理」に携わる人材として、平時から被害発生の軽減に努めることができる人材である。特定非営利活動法人日本危機管理士機構が資格認定を行う」
とあり、国土交通省の業務に関連した資格のようだ。
・総合危機管理士は
「特定非営利活動法人危機管理支援協会が安心して平和に暮らせる社会を実現するために、危機管理に関する幅広い分野で活動が期待され、かつ、そのための十分な資質・知識・技能を保有する者を総合危機管理士として認定する。
現在は自衛隊など特定職域での危機管理実務経験者のみを対象として認定している 」
とあり、テロ対策等に関わる防衛省の業務に関連した資格のようだ。

今の世の中、何でもかんでも資格が問われるようになり、その資格も多種多様にある。
大学も資格取得のための予備校化しつつあるし、
資格をいくつもとるような資格マニアもでてきた。

そうした多種多様な資格も、整理すると、大きくいって国家資格、公的資格、民間資格に分類できるようだ。

○国家資格

1: 業務独占資格
建築士、薬剤師等の国家資格は行政法学上の「許可」に該当し、一般人には禁止されている行為を特に行うことが許される資格。
また、医師、弁護士などのように業として行うことのみが禁止されている行為を許される資格。
は業務独占資格といわれる。


2: 名称独占資格
資格取得者以外の者にその資格の呼称の利用が法令で禁止されている資格。
主な名称独占資格としては、
介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保健師、公認心理師、製菓衛生師、調理師、栄養士、管理栄養士、技術士、技能士、マンション管理士、土地区画整理士がある。
とのことだが、その資格を持っていなくとも仕事はできるが、その官公庁の入札等の際、有資格者がいることが条件とされたりする。


○公的資格
広島商工会議所が行う「広島通認定試験」
のようなもの

○民間資格
「TOEICやワインのソムリエ、落語の真打のように、民間団体や個人等が、自由に設定でき、独自の審査基準を設けて任意で与える資格。
社外では通用しない社内資格まで、さまざまなものが存在する」
とある。

今回の防災士、危機管理士、総合危機管理士は
この民間資格に該当するといえるが、
このようにリスクをいかに避けるか、少なくするかについてのノーハウをもつことが、大きな意味、価値を持つようになってきたのは東日本大震災によって大きく価値感が変わったことによるといえそうだ。

いずれにしろ、資格は今後益々多種多様化し、増えていくのだろうが、
博士のように、「末は博士か大臣か」といわていたのに、今では名誉だけになったともいえる資格もあるし、
一級建築士のように「とらないと気になる、とっても食えない、足の裏に付いた米粒のようなもの」というような資格もある。

資格は持っているに越したことはないが、
だからといって「資格=収入」とならないことは確かなようだ。
儲けるには、別の才覚が必要なようだ。

ソフトバンクの孫正義さんもユニクロの柳井正さんも多分なんの資格も持っていないだろし、
安倍総理も持っていないだろうと思う。

元安川

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仮に野球選手やテニスプレイヤーに国家資格があっても何の役にも立たないでしょうね。
コンピュータの世界でも情報処理技術者という資格があるそうで、それは役所や大企業の仕事をする時に必要でも、現場では何の役にも立たないそうです。
資格試験は役人とユーキャンのためのものですな。運転免許すら日本はボッタクリですから。

投稿: アイキャン | 2016年8月28日 (日) 10時39分


アイキャン様

「資格は役人とユーキャンのためにある」
とは、上手くいい当てていますぬ。

私はその昔、アメリカに住んでいた頃、
115ドルで運転免許証を取りました。
その内10ドル/1時間×10回の自動車学校での運転練習は義務ではありませんでしたから、
本当は15ドルで取ったともいえます。
日本では20~30万円くらいかかるそうですね。

資格制度の基準は国によっても相当に違うようですが、
資格は最低限の能力を保証するものだともいえますが、
それにしてもこの費用には腹が立ちますね。
インターネットの時代ですから、
せめて半額くらにはしてほしいですね。

投稿: 元安川 | 2016年8月28日 (日) 15時34分

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コメント

仮に野球選手やテニスプレイヤーに国家資格があっても何の役にも立たないでしょうね。
コンピュータの世界でも情報処理技術者という資格があるそうで、それは役所や大企業の仕事をする時に必要でも、現場では何の役にも立たないそうです。
資格試験は役人とユーキャンのためのものですな。運転免許すら日本はボッタクリですから。

アイキャン様

「資格は役人とユーキャンのためにある」
とは、上手くいい当てていますぬ。

私はその昔、アメリカに住んでいた頃、
115ドルで運転免許証を取りました。
その内10ドル/1時間×10回の自動車学校での運転練習は義務ではありませんでしたから、
本当は15ドルで取ったともいえます。
日本では20~30万円くらいかかるそうですね。

資格制度の基準は国によっても相当に違うようですが、
資格は最低限の能力を保証するものだともいえますが、
それにしてもこの費用には腹が立ちますね。
インターネットの時代ですから、
せめて半額くらにはしてほしいですね。

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