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2016年8月24日 (水)

報奨金と賞金

リオオリンピックも終わった。
2020 TOKYOへの引き継ぎ式もされた。

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リオオリンピックでは、最初の種目サッカーでは予選で敗退した。
今回のオリンピックはあんまり期待できないなと思っていたら、
なんと重量挙げの三宅選手は最後の踏ん張りで銅メダルをとり、
それからは柔道の大野選手の美しい一本勝ち、女子レスリングの逆転勝利での金メダルの連続、足し算からはありえない男子陸上の400mリレーの銀メダル・・・・・
と続き、オリンピックの番組を夢中になって見てしまった。
結果、日本のメダル数は 金メダル 12 銀メダル 8 銅メダル 21の計41個で、史上最大となったという。
最終日前日にはブラジルがサッカーで劇的な勝利を勝ち取った。
収容人数78,639人、世界最大といわれるエスタジオ・ド・マラカナンが1つになっての興奮、熱狂は凄まじかった。
ブラジルにとっては初の金メダルということだが、ブラジル人にとってはサッカーさえ金メダルなら、あとは脇役、刺身のツマみたいなもんだろう。
表彰台では18人の選手が金メダルを授与されていた。
それでも公式のメダル数は1個とカウントされる。

団体競技と個人競技は授与される人数分のメダル数でカウントしたら、各国の獲得メダル数も随分と変わるのだろうと思う。

ということで、
メダルは一体いくつ与えられているのか調べてみると、
リオオリンピックでの数字はわからないが、
シドニーオリンピックでは3,100個が作られたとのことだから、
リオオリンピックでは3、500個くらいだろうか。
ただし監督、コーチには与えられないという。
2000年のシドニーオリンピックは28競技、300種目、メダル数は公式には900個といことになるが、
参加選手10651人とのことだから、
1人で2~3個も貰う選手もいることを考慮すると、3人に1人は何らかのメダルを貰っていることになる。

リオオリンピックでの日本のメダル数は41個ということだが、
受けたメダル数はその3倍の約100個くらいにはなっているということになる。

しかし、
オリンピックでメダルを取ったからといって、「賞金」はない。
しかし、
日本オリンピック委員会からは金は500万円、銀は200万円、銅は100万円、総額.1.46億円の「報奨金」が支給されるという。
テニスで銅メダルをとった錦織選手には100万円が支給されることになる。

ゴルフのマスターズや全米オープンなどでは、賞金総額1000万ドル、優勝賞金は180万ドルだという。
優勝すれば、2億円近い賞金が貰えるのだ。
リオオリンピックで3位だった錦織選手は、4000万円くらい貰ってもおかしくないはずだが、
それでも錦織選手は参加したのだ。
オリンピックで疲れてしまったのか、アメリカに戻ってのレギュラーツアーでは初戦で敗退してしまった。

オリンピックは放映権収入、スポンサー収入が入るようになって大きく変わった。
いずれ、オリンピックで金銀銅のメダルをとった選手には、かなりの額の賞金がでるようになるのだろうか。
すでにほぼすべての国が「報奨金」という名目でのお金が支払われるようになっているのだ。

2020年以降には、オリンピック実行委員会にインターネット絡みの放映権収入が2、000億円以上入ることも可能となるだろうから、その時には選手にかなりの額の賞金がでるようなるのだろうか。
そうなったとき、
オリンピックはどのように変わっているのだろうか。

元安川

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 オリンピックでは色々なことを考えさせられます。
 もともとはアマチュアの競技大会でしたが、共産圏ではアマチュアというのは意味を持たず、資本主義国でもお金を堂々と得るか、コッソリ受け取るかの違いになり、プロも参加するようになり、それでも一流のプロ選手にとっては、その額は少なく、しかし賞金よりCMの出演料の方が大きくなると、それはそれで大きな意味を持つようになり、お金を絡めるだけでも色々と変遷があるものです。
 また日頃、世界選手権ですら興味のない競技をオリンピックだけは見ますし、競っているのは個人ですが、国対抗で皆がナショナリズムの塊のようになって盛り上がるのもの良いのか悪いのか、それが選手に与えるプレッシャーも大きく、過去には自殺者も出しましたし、メダルの数ばかり報道され、それぞれに金を期待される選手、何でも良いからメダルを期待される選手など「参加することに意義がある」から遠く離れている今のオリンピックです。

投稿: 傍観者 | 2016年8月24日 (水) 05時58分


メダル数なんて報道するから、わかりにくいんですよね。
金メダル獲得競技(種目)数ですよね。
報奨金が多ければ良いのかと考えると、莫大な報奨金を貰って競技人生が終わったようになってしまった選手がつい最近いましたから、どうなんでしょうね。
大企業のスポンサーが付きながら犯罪行為をした金メダリストもいれば、中小企業に支えられての金メダリストもいますから、報奨金を多く出すよりそのお金を強化対象選手への個人的な手当にしたほうが良いのではと思います。

投稿: やんじ | 2016年8月24日 (水) 06時01分


傍観者様

国による報奨金は止めさせ、
オリンピック実行委員会による賞金だけにしたほうが、案外いいかもしれませんね。
そうなると、アフリカ勢が半分くらいもっていきそうですね。
それもまたいいかもしれませんえ。

投稿: 元安川 | 2016年8月24日 (水) 08時55分


やんじ様

2020 東京オリンピックに向かって、
スポーツ関連予算も大幅に増え、スポーツ人口も増えそうですね。
経済効果も
日本人の健康への効果もありそうですから、
そうなれば、めでたしめでたしですが、
本当にそんなにいいことばかりでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2016年8月24日 (水) 09時01分


リオオリンピックでのメダル受賞は、
41種目、55人、報奨金14,600万円
だそうです。
金は想定以上に多かったそうですが、
団体での受賞が少なかったので、予算内で収まったそうです。

投稿: 元安川 | 2016年8月25日 (木) 16時14分

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コメント

 オリンピックでは色々なことを考えさせられます。
 もともとはアマチュアの競技大会でしたが、共産圏ではアマチュアというのは意味を持たず、資本主義国でもお金を堂々と得るか、コッソリ受け取るかの違いになり、プロも参加するようになり、それでも一流のプロ選手にとっては、その額は少なく、しかし賞金よりCMの出演料の方が大きくなると、それはそれで大きな意味を持つようになり、お金を絡めるだけでも色々と変遷があるものです。
 また日頃、世界選手権ですら興味のない競技をオリンピックだけは見ますし、競っているのは個人ですが、国対抗で皆がナショナリズムの塊のようになって盛り上がるのもの良いのか悪いのか、それが選手に与えるプレッシャーも大きく、過去には自殺者も出しましたし、メダルの数ばかり報道され、それぞれに金を期待される選手、何でも良いからメダルを期待される選手など「参加することに意義がある」から遠く離れている今のオリンピックです。

メダル数なんて報道するから、わかりにくいんですよね。
金メダル獲得競技(種目)数ですよね。
報奨金が多ければ良いのかと考えると、莫大な報奨金を貰って競技人生が終わったようになってしまった選手がつい最近いましたから、どうなんでしょうね。
大企業のスポンサーが付きながら犯罪行為をした金メダリストもいれば、中小企業に支えられての金メダリストもいますから、報奨金を多く出すよりそのお金を強化対象選手への個人的な手当にしたほうが良いのではと思います。

傍観者様

国による報奨金は止めさせ、
オリンピック実行委員会による賞金だけにしたほうが、案外いいかもしれませんね。
そうなると、アフリカ勢が半分くらいもっていきそうですね。
それもまたいいかもしれませんえ。

やんじ様

2020 東京オリンピックに向かって、
スポーツ関連予算も大幅に増え、スポーツ人口も増えそうですね。
経済効果も
日本人の健康への効果もありそうですから、
そうなれば、めでたしめでたしですが、
本当にそんなにいいことばかりでしょうかね。

リオオリンピックでのメダル受賞は、
41種目、55人、報奨金14,600万円
だそうです。
金は想定以上に多かったそうですが、
団体での受賞が少なかったので、予算内で収まったそうです。

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