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2016年6月10日 (金)

津波でガンになる

福島県は小児甲状腺がんが131人に達したと発表しましたが、相変わらず「これまでのところ被曝の影響は考えにくい」という見解です。いくつもの重要な問題を感じます。

当初、100万人に1人と言われた小児甲状腺がんが桁違いの割合で発見されることに対し、福島県や原発を推進する立場の人達からは、罹患率と有病率は違うとか、かつてない大規模なスクリーニング効果だと説明されてきました。

もともと罹患率も有病率も統計的に求められるものですが、罹患率と有病率は無関係なものではなく、統計的に推定は可能で、その統計処理の結果、福島では小児甲状腺がんが多発していると結論付ける専門家の研究もあります。

スクリーニングについては、福島県外福島県外3県における甲状腺有所見率調査が行われていますが、甲状腺がんどころか、二次検査を必要とするC判定もゼロです。

福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について
http://www.env.go.jp/press/16520.html

ただし、このサンプル数では統計的に有意な結論は出せません。

そもそも「これまでのところ」とありますが、いつになれば、どうなれば、結論が出せるのでしょうか。あるいは「被曝の影響は考えにくい」とありますが、「被曝の影響」でなければ、他のどんな原因であっても問題ないと考えているのでしょうか。

さらに、もともと放置しておけばいいガンをスクリーニングで無理矢理みつけて手術をしている、という指摘もあります。

もし、必要のない手術をして、一生残る傷痕と、薬を飲み続けるという人生を押し付けられているとしたら、それも大きな問題です。

福島県の「県民健康調査」検討委員会は「被曝の影響は考えにくい」という結論を出せば良いだけの委員会なのでしょうか。

そのうちに津波と小児甲状腺がんの因果関係でも発表するのではないでしょうか。

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放射能は笑っていれば逃げるのに無理に避難を強いたためにストレスでガンになってしまった。これが原子力ムラの最終結論ではないでしょうか。

投稿: ガ〜ン | 2016年6月11日 (土) 13時09分


ガ〜ンさん

個人についての推定は無理でも、集団に対して原因を求めることはいくらでも可能ですが、国も県も全くやる気がありません。

この5年間を見ていると、本当にそんなことまで言い出すのではないかとさえ思えますね。

投稿: 工場長 | 2016年6月15日 (水) 19時14分

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電力問題」カテゴリの記事

コメント

放射能は笑っていれば逃げるのに無理に避難を強いたためにストレスでガンになってしまった。これが原子力ムラの最終結論ではないでしょうか。

ガ〜ンさん

個人についての推定は無理でも、集団に対して原因を求めることはいくらでも可能ですが、国も県も全くやる気がありません。

この5年間を見ていると、本当にそんなことまで言い出すのではないかとさえ思えますね。

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