発泡スチロールの動く家
久しぶりに八丁堀に建つ超高層マンション・アーバンビューグランドタワー脇にあるギャラリーGに寄った。
壁には障害のある子たちの描いた絵をTシャツにプリントしたという作品が飾られている。
中には文字だけの作品もある。
どの作品もなんとも味わいがある。
床の真ん中には発泡スチロールで作られた高さ1m程、1畳の2/3くらいの小さな家の形をした箱が置かれている。
?
聞けば武蔵野美術大学建築科出身という村上慧さんがこの中に入って、
全国を歩いて旅しているのだという。
夜になれば公園やお寺、人家の軒先で、この発泡スチロールの家で寝るのだという。
今晩もこの中で寝るらしい。
だからか、あちこちテープで補修されている。
台風にでも会えば、簡単に壊れてしまいそうだ。
家とはそもそもそんなものかもしれない。
もうそんな生活を始めて何年にもなるらしい。
人間ヤドカリか。
面白い!
現代の鴨長明といえかもしれない。
鴨長明と違って、彼は日本中をこの小さな発泡スチロールの家の中に入って、歩いて動くのだ。
テントを背負って旅するのと、
どこが違うのかとも気になるが、
この発泡スチロールの家は家の形をしているし、
その家の中に入って歩くというのが大きな違いだろう。
そんな生活から、何が見えてくるのか、興味のあるところだ。
彼はその生活を美術大学出身らしく、その生活をイラスト入りで綴り、本にしている。
イラストは上手い。
見るだけでも楽しくなる。
webのHPにもその生活を綴っている。
http://satoshimurakami.net
金、名誉、権力・・・
を捨てると、こんなにも面白い世界が見えてくる
???
舛添さんも広島に来たらいい!
元安川
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