フクシマ・モナムール
少し前(2016年2月)東日本大震災後の福島を舞台にしたドイツ映画「フクシマ・モナムール」(ドリス・デリエ監督、桃井かおり主演)がベルリン国際映画祭で「ハイナー・カーロウ賞」を受賞しました。
Grüße aus Fukushima
https://www.youtube.com/watch?v=fdogctzRYeg
この映画は「福島を訪れたドイツ人女性が、仮設住宅で暮らす年配の芸者と交流を深め、前向きな気持ちを取り戻していく物語」で直接的には原発には触れられておらず「幸せの権利」をテーマとして映画祭で「故郷を去って幸せを求める難民に焦点が当てられがちだが、故郷に戻って失われた幸せを求める人もいる」として紹介されました。
もちろん、このことは日本でも報道され、映画ファンには良く知られたことですが、日本の報道で殆ど目にしなかったことがあります。
それは、この映画はドイツから持ち込まれた太陽光発電による電力で撮影されたこと、そして、この映画祭の総合ディレクターであるコスリック氏が会見でこう発言したことです。
「日本人はチェルノブイリ事故から何も学ばなかった。現在、日本で起きていることは黙示録の状況だ。チェルノブイリから30年、福島から5年過ぎ、あの事故を忘れたかのように原発が建設されようとしている。今だけではなく、これから何千年も地球を危険にさらす原子力について、再考を促す映画だ」
そして、デリエ監督も、こう発言しています。
「安倍政権は福島の現地で困難を抱えている人々に支援の手を差し伸べようともせず、原発の惨事が与えている教訓に向き合おうとしない。見るに堪えない」
日本人は、いつまで、この「見るに堪えない」状況に甘んじるのでしょうか。
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