C2C カーシェアリングで車の販売台数は40%減る!
日本でも、急速にタイムズ等のカーシェアリングが進みつつあるが、
先日のNewsPicksに、面白い記事が載っていた。
「BMWは、今年4月に米国シアトルで「ReachNow」というカーシェアサービスをスタートした。BMWおよび傘下のMINIの自動車を「1分単位」で、「どこからどこへでも」簡単に借りることができるサービスだ。
スマホアプサービスエリア内であれば「どこでも」降車が可能だという。
ガソリン代、保険、パーキングメーターなどは料金に含まれている。
現在は登録無料、1分あたり41セント(約45円)で利用ができる。
1時間、60分使うと2700円だが、12時間使っても最大80ドル(約8800円)となっている」
とのことだ。
日本のタイムズのカーシェアリングとシステムはほぼ同じだが、ちょっと高い。
さらに
「アメリカではGetaroundやRelayRidesなどに代表される「C2Cカーシェアリング(Consumer to Consumer、以下、C2Cシェア)」というカテゴリーのシェアリングサービスが進んでいる」
これは車を所有する個人が、使っていない時、車を貸そうというシステムだ。
「Getaroundは、2010年の創業で現在会員20万人になっている。
アプリで近くの車を探し、スマホから予約でき、
利用は1時間単位で、1時間5ドル(約550円)。
ほとんどの自家用車は、1日あたり22時間は駐車場に止まったまま使用されていない。
C2Cシェアを使うことで、自分が車を使わない時間でお金を稼ぐことができ、毎月のローンや保険にかかる費用を全てまかなってしまうという自動車オーナーも多く出ている」
という。
これは、安い。
まあいずれにしろ、アメリカでも急速にカーシェアリングが進んでいるようだ。
「バークレイズのレポートによれば、こうしたシェアリングの加速により、自動車1台あたりの走行距離が2~4倍程度に伸び、結果として自動車の世界販売台数は40%程度減少すると予測されている」という。
さらに
「こうして車を共用するようになり、自動運転が普及すると
車の生産、販売台数はさらに減り、
自動車産業は壊れる」
ともいっている。
それにしても、世の中の変化は、呆れるばかりに早く、激しい。
元安川
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