瀬戸内国際芸術祭
いよいよ桜も本番ですが、瀬戸内では、世界最大規模のアートイベント「瀬戸内国際芸術祭2016」(Setouchi Triennale)がスタートしました。
瀬戸内国際芸術祭は、100万人が来場する世界最大規模のアートイベントで、現代アートの聖地として有名な直島をはじめ、瀬戸内海の島々と港で、世界の芸術家たちが作品を披露するだけでなく、地元伝統芸能・祭事と連携した様々なイベントが開催されます。
ただ、芸術に疎い私にとって、興味があるのは、ソフトバンク、日本オラクル、BMWなどの参加です。
まず、ソフトバンク、日本オラクル、PSソリューションズが始める、IoT事業の第一弾「瀬戸内カレン」があります。
「瀬戸内カレン」は、豊島(てしま、香川県小豆郡土庄町豊島)内をオラクルのクラウドに繋がった電動スクーターで自由に移動し、全周20kmほどの島の自然に触れ、島内に点在する「瀬戸内国際芸術祭」の出展作品を鑑賞し、瀬戸内の多島美を堪能することができます。
この事業はまさにIoTを駆使したもので、電動スクーターの情報=車両の位置情報、バッテリー残量、アクセルやブレーキの使用状況を含めた走行状態などがクラウドで管理され、必要に応じて情報(例えば充電の場所やタイミング)を利用者のスマホに通知します。
そして、管理者は、走行場所・状況とバッテリー消費の関連を分析することで、効率的な島内の巡り方、効率的な運行手法などのノウハウも収集し、今後の運営の改善に使われます。
また、そこで使われる電力は100%自然エネルギーだということです。瀬戸内には100%自然発電の百島や祝島もあります。
さらに、このイベントでは、BMWの電気自動車も配備されており、狭くアップダウンの多い道に最適な、EVならではの静かでパワフルな走りを楽しむこともできます。
11月まで開催されていますので、芸術だけでなく、ITや環境問題に関心のある人も価値のあるイベントです。
瀬戸内国際芸術祭
http://setouchi-artfest.jp
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