被爆電車図書館を!
東村山市の団地の公園の中に、西武鉄道の引退した電車を活用した図書館がある。
西武鉄道のシンボルカラーの黄色に綺麗に塗られた電車1両に、
きちんとプラットホームまで設けられている。
そんなにあるかなと思うが、子供向け図書が5,000冊も収納されているという。
真ん中に本箱が置かれ、座席で読めるようになっている。
大きなサクラの木に囲まれて、
あと半年もすれば、さぞ美しい景色になるだろうと想像される。
webで調べると、
1967年、この団地ができたころ、東村山市には図書館もなく、
住民達が子供達のためにと、西武鉄道と交渉し、引退した電車を譲り受け、
図書は各人が持ち寄って、この図書館を作ったのだという。
団地が老朽化し建て替えられた時、
電車図書館も解体されたが、
それを惜しむ住民達が改めて西武鉄道と交渉し、2001年 今の電車図書館を作ったのだという。
ということで、元々は団地の住民達により、管理運営されていたようだが、
今は東村山市立図書館として運営されているとのことだ。
外装のペンキは今でもボランティアによって塗り替えられているという。
広島では、被爆電車がヌマジ交通ミュージアムに展示されている。
今は原則として第3土曜日にしか、公開されていないようだが、
もったいない。
被爆時に運転していた女性運転手の証言記録、
マンガ「はだしのゲン」全巻、アニメ、映画のDVD、それに英語版等、
被爆に関する図書等も置いたら、
その価値も上がり、来館者は増えるのではないだろうか。
交通に関する図書は本館の中にある。
元安川
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