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2016年1月28日 (木)

自動運転とカーナビ

今、自動車業界で最も注目されている技術は自動運転です。

その自動運転車が2年以上前から公道を走れるカリフォルニアで初めて自動運転車の事故があったということですが、その自動運転車は、やっと少し前から走り始めたばかりの日産リーフでした。

そうした周回遅れの日本車を尻目に、既に市販されている自動車で日本の公道を自動運転で走っているのが、アメリカのベンチャー企業テスラモーターズの電気自動車です。

テスラモーターズ 公道で日本初の自動運転
https://www.youtube.com/watch?v=C8Xx5ayrXbI

自動運転には高度なセンサー技術に加え、精度の高いナビデータ、そして正確な判断が求められますが、これらの技術は従来の製造技術などとは桁違いの速度で進歩します。

例えば、数年前までは世界でも優秀だった日本の車載カーナビも、今ではスマホのナビアプリの方が遥かに進んで利便性の高いものになっています。

6年前に買ったトヨタのテレマティクス対応の純正ナビは35万円もした上に、毎年1万円の使用料をとられ、2年に1度くらい2万円近いアプリの更新費用もとられます。そして無線を使ったデータ通信が行えるため、頻繁に地図更新も行いますが、それでも広島高速3号線の商工センター付近は未だに表示されません。

一方、iPhoneのカーナビアプリでは、無料アプリでも、その日に開通した道路も表示されますし、到着予想時刻の到着地の天候から、経路の取り締まり情報まで知らせ、渋滞情報もクルマだけでなく、人の混み具合まで表示するものもあります。

あるいは、ルートの選択も、単に時間や距離あるいは、一般道優先か、高速道路優先かだけでなく、景観を優先したルートや、地球環境に良いルートの選択など、車載ナビにはみられない機能も多くありますし、クルマのサイズやETCの有無を登録すれば、それに相応しい道路やICを選んでもくれます。

また、昨日のコメントで、やんじさんが書かれている Apple の CarPlay のように、簡単にスマホとクルマが繋がり、Siriでの音声コントロールはもちろん、カーナビの画面からスマホを操作できるものも出てきています。

かつて、日本語ワープロという専用機がなくなり、パソコンのワープロソフトに替わったように、車載ナビがなくなるのも時間の問題に思えます。

そして、人間が運転する危険な自動車は、公道は走れないようになる時代も、そう遠くはないかも知れません。

2016 Honda Accord with Apple Car Play
https://www.youtube.com/watch?v=JdGJsgth7yU

CarPlay 公式サイト
http://www.apple.com/jp/ios/carplay/

以下に主要自動車メーカーによるCarPlay対応予定があります。

http://www.apple.com/jp/ios/carplay/

その他、カーナビによっては、iPhoneやiPadの画面をそのまま映し出すものもありますし、6年前に買った私のプリウスでもBluetoothでiPhoneと繋いで、ハンドルのボタンでiPhoneを操作したり、クルマのマイクからSiriに呼びかけることも可能になっています。

ただ、現在のCarPlayはまだ制約も多く、現状では、特にiPadのように大きな画面のものは、専用の取り付け器具で、自動車に直接iPadを取り付けた方が簡単で利便性も高いと思います。

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今に自動運転アプリも沢山出て来て、お気に入りのドライバーアプリとか、用途によってドライバーを替えることも出来る様になるのでしょうね。

投稿: 新し物好き | 2016年1月28日 (木) 10時50分


テスラは、高速道路での車線変更も、ウインカーをつけたら周りの状況を判断して自動で車線変更できるようですね。
そのうち、言葉での操作もできるようになるでしょうが。
また、日本でも助手席での体験乗車もするそうですね。

投稿: やんじ | 2016年1月29日 (金) 06時35分


新し物好きさん

人間でも運転の仕方には個性がありますし、加速の仕方、ブレーキのかけかた、コーナーの曲がり方など、好みがあるので、そうした個性も選べるようになるでしょうね。

あるいは「コーヒーが飲みたい」というリクエストにも、単に候補のリストを表示するだけでなく「500m先にスタバがありますが、1km先にはコメダがありますよ」と、これまでの走行履歴から、その人の好みに応じた対応をするようにもなると思います。

投稿: 工場長 | 2016年1月29日 (金) 08時38分


やんじさん

今回、日本の公道を走り始めたテスラは、自動運転のレベルで言えば4段階中の2段階に過ぎず、Googleなどは2年以上前から全盲のドライバー(?)を乗せて、音声で目的地だけでなく「ドライブスルーに寄る」というような要求にも応じて走る自動走行車を公道で走らせていますし、ドイツ車も昨年あたりから、同様の自動走行実験を繰り返しています。

ただ、テスラは既に市販されている車種にプログラムのアップデートを行なうことで今回の自動運転を実現しており、今後は自動車を買い換えることなく、性能を向上させるという、自動車もパソコンやスマホのようになる、ということになります。

そうなると、業界の主役は入れ物を作っている自動車メーカーではなく、パソコンではマイクロソフト社とアップル社、スマホではアップル社とグーグル社のように、自動車メーカーは、ただの部品メーカーのようなものになります。スマホのように、本体がソニー製なのか、シャープ製なのか、より、基本ソフトがiOS(アップル製)なのかAndroid(グーグル製)なのかの方が重要になるわけです。

しかも、エンジンの要らない電気自動車は、従来の自動車メーカーにおける優位性は僅かなものになり、パソコンやスマホに比べれば、規制やサービス体制の壁もあるものの、いずれはパラダイムシフトが起こるのは当然の流れだと思います。

ちなみに、エンジンもミッションもなく、回生ブレーキのためにブレーキの消耗も殆どない電気自動車は、車検も簡単で、ユーザー車検で持ち込めば、15分もあれば終わり、車検費用は1500円、重量税も2500円と桁違いの安さです。

投稿: 工場長 | 2016年1月29日 (金) 08時43分

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コメント

今に自動運転アプリも沢山出て来て、お気に入りのドライバーアプリとか、用途によってドライバーを替えることも出来る様になるのでしょうね。

テスラは、高速道路での車線変更も、ウインカーをつけたら周りの状況を判断して自動で車線変更できるようですね。
そのうち、言葉での操作もできるようになるでしょうが。
また、日本でも助手席での体験乗車もするそうですね。

新し物好きさん

人間でも運転の仕方には個性がありますし、加速の仕方、ブレーキのかけかた、コーナーの曲がり方など、好みがあるので、そうした個性も選べるようになるでしょうね。

あるいは「コーヒーが飲みたい」というリクエストにも、単に候補のリストを表示するだけでなく「500m先にスタバがありますが、1km先にはコメダがありますよ」と、これまでの走行履歴から、その人の好みに応じた対応をするようにもなると思います。

やんじさん

今回、日本の公道を走り始めたテスラは、自動運転のレベルで言えば4段階中の2段階に過ぎず、Googleなどは2年以上前から全盲のドライバー(?)を乗せて、音声で目的地だけでなく「ドライブスルーに寄る」というような要求にも応じて走る自動走行車を公道で走らせていますし、ドイツ車も昨年あたりから、同様の自動走行実験を繰り返しています。

ただ、テスラは既に市販されている車種にプログラムのアップデートを行なうことで今回の自動運転を実現しており、今後は自動車を買い換えることなく、性能を向上させるという、自動車もパソコンやスマホのようになる、ということになります。

そうなると、業界の主役は入れ物を作っている自動車メーカーではなく、パソコンではマイクロソフト社とアップル社、スマホではアップル社とグーグル社のように、自動車メーカーは、ただの部品メーカーのようなものになります。スマホのように、本体がソニー製なのか、シャープ製なのか、より、基本ソフトがiOS(アップル製)なのかAndroid(グーグル製)なのかの方が重要になるわけです。

しかも、エンジンの要らない電気自動車は、従来の自動車メーカーにおける優位性は僅かなものになり、パソコンやスマホに比べれば、規制やサービス体制の壁もあるものの、いずれはパラダイムシフトが起こるのは当然の流れだと思います。

ちなみに、エンジンもミッションもなく、回生ブレーキのためにブレーキの消耗も殆どない電気自動車は、車検も簡単で、ユーザー車検で持ち込めば、15分もあれば終わり、車検費用は1500円、重量税も2500円と桁違いの安さです。

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