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2015年8月 7日 (金)

量が質を凌駕する

「質より量」というと、質は二の次で量が重要とか、質は悪くても取り敢えず数だけは集めたというニュアンスで、決して肯定的な表現ではないことが多いものですが、「量が質を凌駕する」となると、違うニュアンスになります。

IT業界が、まさにそれで、ITの性能は2倍、3倍ではなく、百倍、千倍という進化を短期間で遂げ、それによって、大きな質の変化をもたらしました。

例えばアップルのiPodは従来、カセットテープであってもメモリーであっても数十曲程度しか持ち運べない音楽を、数万曲という持っている曲は全て、いつでもどこでも持ち運べて聴けるようにしました。

しかも、流通まで変えて、いつでも、どこでも音楽が手に入るようにし、音楽の世界も大きく変えて行きました。

そして、次に始まったのは、いつでも、どこでも聴き放題というサービスです。

これも携帯音楽プレーヤーと同じで、アップルが参入する前からあったサービスです。このサービスでも、アップルは従来の100万曲とか200万曲というレベルから、いきなり3000万曲という曲数を掲げました。

残念ながら、現在、日本ではそこまでの曲数は聴けませんが、実際に数百万曲の中で音楽を聴いていると、とても聴けるものではないと思っていた3000万曲の意味が分かります。

ピアノ1つとっても、高校時代に良く聴いていたお馴染みのケンプやバックハウス、グルドの古い録音から、おそらくApple Musicになければ聴くことのなかった牛田智大まで、いつでも、どこでも、何でも聴けるというのは、生活の質を変えてしまいます。個人で所有できる数万曲とクラウドならではの数千万曲は、質的にも全く違うものになります。

これは想像では分からない世界です。

来週開催される出演者総勢400人、演歌からジャズ、クラシック、朗読まである24時間「被爆70年24時間チャリティーコンサート」も、誰も想像の出来ない新しい世界を繰り広げるのだと思います。

ちなみに、折鶴の保存問題でも、同様だったのですが、そこを想像できる人が少なかったことは残念です。

公式Webサイト
http://www.12x2concert.com/

公式Facebook
https://www.facebook.com/12x2concert

公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UClLKN5wulNU1pRNBJDmYUuQ

公式twitter
https://twitter.com/12x2concert

チケット購入ページ(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002152220P0030001

Apple Musicでは、かつて最も好きだったウィルヘルム・バックハウスのピアノでベートーベンのピアノ・ソナタ14番「月光」を聴くと、記憶にあった印象とは随分違い、続けてケンプやグルダの演奏でも聴き、止まらなくなって月光三昧で聴いたピアニストは、以下の通りですが、Apple Musicがなければ、半分くらいのピアニストの演奏は聴くこともなかったと思います。

ウィルヘルム・バックハウス、エドウィン・フィッシャー、アルトゥール・ルービンシュタイン、ウィルヘルム・ケンプ、ヴラ ディミール・ホロヴィッツ、クラウディオ・アラウ、ルドルフ・ゼルキン、エミール・ギレリス、フリードリヒ・グルダ、アルフレッド・ブレンデル、グレン・グールド、ウラ ディーミル・アシュケナージ、ドゥブラフカ・トムシッチ・スレボトニャク、マリア・ジョアン・ピリス、ブルーノ=レオナルド・ゲルバー、ダニエル・バレンボイム、マウリツィオ・ポリーニ、イェネ・ヤンドー、アブデル・ラーマン・エル=バシャ、セルゲイ・エデルマン、シュテファン・ヴラダー、ポール・ルイス、愛知とし子

知人がお勧めの仲道郁代はありませんでしたけど…
https://www.youtube.com/watch?v=F4NFmLJLLkU

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私もケンプやバックハウス、ルービンシュタイン、ホロヴィッツを巨匠とし、アシュケナージは若手として聴いて育ったクラシックファンです。ピアニストの名前を懐かしく拝見しました。

そこで質問ですが、バックハウスの演奏は、記憶にあった印象とどう違っていたのですか?

投稿: 音楽ファン | 2015年8月 7日 (金) 07時52分


音楽ファンさん

同年代の方でしょうか。私の場合、何しろクラシック音楽を良く聴いていたのは高校時代なので、もう半世紀近く前のことですが、私の記憶では、堅牢なバックハウスに対して、ロマンのケンプというイメージがあり、バックハウスは知性的というか理性的というか、技術的に言えば、ルバートなどはかけないイメージがありました。

逆にケンプは、生演奏を聴いたことがあり、それもあまり印象は良くなかったのですが、今回聴いたケンプは最高でした。今までの思い込みとは逆に、第一楽章の出足もサラリと落ち着いたものでしたが、右手の歌わせ方や左手の表情の付け方など絶妙で、完全に認識を新たにしました。

ただ、バックハウスがイメージダウンしたかというと、そうでもなくて、1956年のカーネギーホールで録音されたハンマーグラヴィアなどは古いモノラル録音ながら、感動ものでした。

いずれにしても、生きていて良かったと思えるサービスですよ、Apple Musicは。

それから、11日、12日のコンサートも是非おいでください。ピアノでは萩原麻未なども演奏します。

投稿: 工場長 | 2015年8月 7日 (金) 08時25分

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音楽」カテゴリの記事

コメント

私もケンプやバックハウス、ルービンシュタイン、ホロヴィッツを巨匠とし、アシュケナージは若手として聴いて育ったクラシックファンです。ピアニストの名前を懐かしく拝見しました。

そこで質問ですが、バックハウスの演奏は、記憶にあった印象とどう違っていたのですか?

音楽ファンさん

同年代の方でしょうか。私の場合、何しろクラシック音楽を良く聴いていたのは高校時代なので、もう半世紀近く前のことですが、私の記憶では、堅牢なバックハウスに対して、ロマンのケンプというイメージがあり、バックハウスは知性的というか理性的というか、技術的に言えば、ルバートなどはかけないイメージがありました。

逆にケンプは、生演奏を聴いたことがあり、それもあまり印象は良くなかったのですが、今回聴いたケンプは最高でした。今までの思い込みとは逆に、第一楽章の出足もサラリと落ち着いたものでしたが、右手の歌わせ方や左手の表情の付け方など絶妙で、完全に認識を新たにしました。

ただ、バックハウスがイメージダウンしたかというと、そうでもなくて、1956年のカーネギーホールで録音されたハンマーグラヴィアなどは古いモノラル録音ながら、感動ものでした。

いずれにしても、生きていて良かったと思えるサービスですよ、Apple Musicは。

それから、11日、12日のコンサートも是非おいでください。ピアノでは萩原麻未なども演奏します。

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