緩和ケアシリーズの2
「まず聞くこと、電話1本で済む」
最近はiPhone(スマホ)に向かって、しゃべって聞けば多くのことを教えてもらえるようになりましたが、それでも専門的なことは専門家に聞くのが一番です。
末期ガンだと告げられた時、治療に関しては全て医師に任せてしまうのも、1つの生き方だとも思うので、それも否定はしません。
ただ、本人でも家族でも、ネット検索で情報を得るくらいなら、日頃から海外の医学論文を読んでいるような医療オタクでもない限り、各病院のソーシャルワーカー、あるいは目の前の看護師や医師に聞いた方が早いものです。
ところが、多くの人にとって、それは、とてもハードルの高いことのようです。
確かに、病院では、医師も看護師も非常に忙しくしています。そうした医療スタッフに声をかけるだけでも容易ではないかもしれません。さらに、質問に対する答えも専門的で、簡単には理解できないかも知れません。そこを何度もしつこく聞くということは、簡単でないことは理解できます。
しかも、緩和ケアというのは、従来の治療を目的とする医療とは違うものであり、病院慣れしている人でも未知のことが多くあります。
そこで、大きな病院では国や自治体の委託を受けて、無料の相談窓口を設けているところがあります。
そうしたところでは、専門家が、その病院の患者に限らずガンの治療や緩和ケアの相談に乗ってくれます。
ソーシャルワーカーや、そうした相談窓口では、相談者が分かるまで、きちんと丁寧に説明してくれるはずです。
まずは電話1本、それが早いように思います。
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その電話1本のハードルが高いこともあるのですが、メールとかで相談できませんかね。
やはりYahoo!知恵袋でしょうかね。
投稿: 通りすがり | 2015年7月10日 (金) 09時06分
通りすがりさん
多くの場合は電話や面談の方が、お互いに分かり易いと思いますが、メールでの相談を受けている医療機関もあります。
先ほど見た病院のホームページには「病気のことが不安だ、介護や看護の方法で悩んでいる、医療費や生活費のことで困っている、緩和ケアのことを知りたい、セカンドオピニオンについて知りたい、地域の往診医や訪問看護師を紹介して欲しいなど、がんに関わるさまざまな相談をメール、電話、面談で受付けます」とありました。
おそらく、誰が回答するか分からないYahoo!知恵袋よりは良いと思います。
広島市の場合、もし秋葉前市長時代と同様にコールセンターが機能していれば、そこで、どこに問合せたら良いかも教えてくれるでしょう。
広島市コールセンター「おしえてコールひろしま」は年中無休、毎日8時から22時まで、082-504-0822 で、メールアドレスはcall@city.hiroshima.lg.jp です。
投稿: 工場長 | 2015年7月10日 (金) 09時18分
私も、緩和ケアというととってもお金がかかり、私には縁のないもの、と思っていました。
が、違っていました。
知ることはとっても大切ですね。
今回、こうやって「緩和ケアシリーズ」として様々な経験をお聞かせいただけること、
感謝しています。
先ごろ、中国新聞の記事で「がん行動マップ」というのが紹介されていました。
そこには、患者本人・家族友人の、それぞれの立場での注意すべき事柄、いかに生きるか、が段階を追って記されていて、関係先・相談先の電話番号も記されていました。
参考になればと思い、投稿させていただきました。
※「がん行動マップ」(高齢社会をよくする女性の会・広島)HP
http://www.geocities.jp/wabashiroshima/
投稿: ひまわり | 2015年7月10日 (金) 21時56分
確かに現実と実際は大きく異なっていますね。
忙しいとかそういう時間的な制約だけでなく、困っている患者を
本当に理解し、手を差し伸べてやろうという医師や看護師がどれだけいるのでしょうか。
医療に携わる人たちの意識改革も必要な気がします。
私の経験から言ったことなので、一般的ではないかも知れませんが。
投稿: ロマンスグレー | 2015年7月10日 (金) 22時24分
ひまわりさん
コメント及び情報ありがとうございます。
ちょうど「三人三様痛快トーク」を視聴しているところです。
おもしろいです。
それから、リンクはこちらの確認ミスで、先ほど直したところです。
投稿: 工場長 | 2015年7月10日 (金) 22時26分
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その電話1本のハードルが高いこともあるのですが、メールとかで相談できませんかね。
やはりYahoo!知恵袋でしょうかね。
投稿: 通りすがり | 2015年7月10日 (金) 09時06分
通りすがりさん
多くの場合は電話や面談の方が、お互いに分かり易いと思いますが、メールでの相談を受けている医療機関もあります。
先ほど見た病院のホームページには「病気のことが不安だ、介護や看護の方法で悩んでいる、医療費や生活費のことで困っている、緩和ケアのことを知りたい、セカンドオピニオンについて知りたい、地域の往診医や訪問看護師を紹介して欲しいなど、がんに関わるさまざまな相談をメール、電話、面談で受付けます」とありました。
おそらく、誰が回答するか分からないYahoo!知恵袋よりは良いと思います。
広島市の場合、もし秋葉前市長時代と同様にコールセンターが機能していれば、そこで、どこに問合せたら良いかも教えてくれるでしょう。
広島市コールセンター「おしえてコールひろしま」は年中無休、毎日8時から22時まで、082-504-0822 で、メールアドレスはcall@city.hiroshima.lg.jp です。
投稿: 工場長 | 2015年7月10日 (金) 09時18分
私も、緩和ケアというととってもお金がかかり、私には縁のないもの、と思っていました。
が、違っていました。
知ることはとっても大切ですね。
今回、こうやって「緩和ケアシリーズ」として様々な経験をお聞かせいただけること、
感謝しています。
先ごろ、中国新聞の記事で「がん行動マップ」というのが紹介されていました。
そこには、患者本人・家族友人の、それぞれの立場での注意すべき事柄、いかに生きるか、が段階を追って記されていて、関係先・相談先の電話番号も記されていました。
参考になればと思い、投稿させていただきました。
※「がん行動マップ」(高齢社会をよくする女性の会・広島)HP
http://www.geocities.jp/wabashiroshima/
投稿: ひまわり | 2015年7月10日 (金) 21時56分
確かに現実と実際は大きく異なっていますね。
忙しいとかそういう時間的な制約だけでなく、困っている患者を
本当に理解し、手を差し伸べてやろうという医師や看護師がどれだけいるのでしょうか。
医療に携わる人たちの意識改革も必要な気がします。
私の経験から言ったことなので、一般的ではないかも知れませんが。
投稿: ロマンスグレー | 2015年7月10日 (金) 22時24分
ひまわりさん
コメント及び情報ありがとうございます。
ちょうど「三人三様痛快トーク」を視聴しているところです。
おもしろいです。
それから、リンクはこちらの確認ミスで、先ほど直したところです。
投稿: 工場長 | 2015年7月10日 (金) 22時26分