緩和ケアシリーズの5
「元気なうちにホスピスへ」
ホスピスは寝たきりにならないと入れない、ホスピスは死ぬための場所である、と間違って理解している人も少なくないようです。
「寝たきりでないと入れない」というのは明らかに間違いですが、一方で「寝たきりにならないと入らない人が多い」という現実はあります。
しかし、ホスピスは死ぬための場所ではなく、残された人生を少しでも充実させるための施設です。
ですから、ホスピスの関係者は「できるだけ元気なうちに入って欲しい」と言う人が多いわけです。
元気というのは語弊があるかも知れませんが、まだ、したいことをするだけの気力と体力のあるうちに入って欲しいということです。
ホスピスに入れるのは、末期ガンなどの患者に限られ、そこで行われることは積極的な治療ではなく、緩和治療や終末期医療になります。
ゴールが見えて来た人が、自らの意思と選択にもとづいて最期まで、ストレスなく、快適に生きられるように、単なる鎮痛剤の投与だけではなく、精神面や環境にも配慮し、家族へのケアまで考えられた施設が、本来のホスピスです。
もちろん「最期の最後まで闘う」というのも、その人の人生ですから否定されるべきものではありません。
ただ、それでも、闘えなくなることはあります。
その時の選択肢を早くから知っていても損はないと思います。
それは備えることであって、諦めることではありません。
ホスピスは外出も外泊も比較的自由に行えます。
映画「最高の人生の見つけ方」ではありませんが、知人は早くにホスピスに入り、家族との外出や旅行を楽しみ「最高の人生」をおくったようです。
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