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2015年7月24日 (金)

緩和ケアシリーズの9

取り敢えずシリーズも9回になったので、これで最後にしようと思います。

末期ガンと告知され、余命も宣告された時、選択肢はいくつかあります。その選択は単に医療だけの問題ではなく、人生観や死生観も大きく関わってきます。

アメリカでは歯科ですら、人生観を聞かれましたが、日本では、そこまで聞いて考え、そしてアドバイスする医療機関は殆どありません。

治療の選択肢は示せても、治療しないという選択肢は、なかなか示してもらえません。そして、ホスピスを紹介されるのは、治療できない場合が圧倒的に多いと思います。

ただ、万人向けの正解はなく、自分で決めるしかないことであっても、本人にとては、それ自体が苦痛であることも少なくありません。

そこは、本人の性格や人生観を熟知している家族が決めてあげるしかないことも多いと思います。

その時、家族は可能な限り情報を得て欲しいと思います。特に、病院慣れしている人ですら、ホスピスや緩和ケア病棟に関する知識はないのが普通です。

同じ医療機関でも立場によって言えることが異なる場合もあります。他の病院のセカンドオピニオンを求めたり、他の病院のソーシャルワーカーの意見を聞くことも重要だと思います。

セカンドオピニオンについての誤解も多いのですが、セカンドオピニオンは転院ではありません。あくまで意見を聞く=情報を得ることが目的です。

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日本では痛みは我慢するもの、痛みでは死なない、と考えている医師が未だに多いように思います。
処方で儲けようとしなければ、痛み止めも出来るだけ飲まない方が良いというのが日本の医師の本音でしょう。
緩和ケア科といっても、麻酔科の看板を変えただけであったり、ホスピスに入るまでモルヒネも簡単には使ってもらえなかったり、ガンにならなければトヨタの役員が逮捕されたオキシコドンも処方されないようです。患者は痛いから、苦しいから病院に行くということが分かってないとしか思えません。

投稿: グレイ | 2015年7月24日 (金) 09時52分


いつも為になる記事で勉強させて頂いていますが、今回のシリーズは本当に有難いものでした。
奇しくも百歳まで生きるだろうと思っていた母、病院とは無縁で今もどこからみても元気な母が突然に末期ガンと診断され余命も数ヶ月と言われた矢先の記事だったからです。
記事に書かれているように私も母もホスピスについては考えたこともなく誤解だらけでした。
すぐに相談センターに行き、それでも疑問に思ったことも、病院で聞く前に、このブログで次々と教えて頂きました。
何しろ母がとても病人にはみえないので複雑な思いもありますが、後悔のないよう、これから家族で最高の人生を見つけようと話しています。
本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。こちらのブログは私にとって人生のバイブルです。

投稿: タマ | 2015年7月24日 (金) 12時40分


グレイさん

コメントありがとうございます。
医師の立場からみると鎮痛剤は病気を治すものではありませんが、患者の立場から言えば痛みそのものが最も取り除きたいものであったりします。

アメリカでは政府主導で、痛みというものがどれほど社会的な損失を招くのかという大規模な研究があり、チーム医療としての疼痛治療もレベルが違うように感じます。

トヨタの役員が鎮痛剤として使うために持っていたオキシコドンで逮捕され、結局は不起訴にはなりましたが、トヨタは辞職し、まさにハメられたのではないかと思えるような状況ですが、いずれにしてもモルヒネやオキシコドンなどの医療用麻薬が、ガンによる疼痛治療にしか使えない国も珍しく、おそらく日本くらいなのではないでしょうか。

一方で、睡眠薬の処方は何十倍もあります。睡眠薬こそ病気を治すどころか、こじらせる場合が多いのですが…

投稿: 工場長 | 2015年7月26日 (日) 09時55分


タマさん

いつも読んで頂きありがとうございます。
ホスピスのスタッフは「できるだけ元気なうちに来て欲しい」と言いますが、現実にはなかなか難しいことです。

何が最高の人生かは十人十色だと思いますが、本人も家族もそう思える時間をみつけてください。

投稿: 工場長 | 2015年7月26日 (日) 09時59分


タマさん

いつも読んで頂きありがとうございます。
ホスピスのスタッフは「できるだけ元気なうちに来て欲しい」と言いますが、現実にはなかなか難しいことです。

何が最高の人生かは十人十色だと思いますが、本人も家族もそう思える時間をみつけてください。

投稿: 工場長 | 2015年7月26日 (日) 09時59分

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コメント

日本では痛みは我慢するもの、痛みでは死なない、と考えている医師が未だに多いように思います。
処方で儲けようとしなければ、痛み止めも出来るだけ飲まない方が良いというのが日本の医師の本音でしょう。
緩和ケア科といっても、麻酔科の看板を変えただけであったり、ホスピスに入るまでモルヒネも簡単には使ってもらえなかったり、ガンにならなければトヨタの役員が逮捕されたオキシコドンも処方されないようです。患者は痛いから、苦しいから病院に行くということが分かってないとしか思えません。

いつも為になる記事で勉強させて頂いていますが、今回のシリーズは本当に有難いものでした。
奇しくも百歳まで生きるだろうと思っていた母、病院とは無縁で今もどこからみても元気な母が突然に末期ガンと診断され余命も数ヶ月と言われた矢先の記事だったからです。
記事に書かれているように私も母もホスピスについては考えたこともなく誤解だらけでした。
すぐに相談センターに行き、それでも疑問に思ったことも、病院で聞く前に、このブログで次々と教えて頂きました。
何しろ母がとても病人にはみえないので複雑な思いもありますが、後悔のないよう、これから家族で最高の人生を見つけようと話しています。
本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。こちらのブログは私にとって人生のバイブルです。

グレイさん

コメントありがとうございます。
医師の立場からみると鎮痛剤は病気を治すものではありませんが、患者の立場から言えば痛みそのものが最も取り除きたいものであったりします。

アメリカでは政府主導で、痛みというものがどれほど社会的な損失を招くのかという大規模な研究があり、チーム医療としての疼痛治療もレベルが違うように感じます。

トヨタの役員が鎮痛剤として使うために持っていたオキシコドンで逮捕され、結局は不起訴にはなりましたが、トヨタは辞職し、まさにハメられたのではないかと思えるような状況ですが、いずれにしてもモルヒネやオキシコドンなどの医療用麻薬が、ガンによる疼痛治療にしか使えない国も珍しく、おそらく日本くらいなのではないでしょうか。

一方で、睡眠薬の処方は何十倍もあります。睡眠薬こそ病気を治すどころか、こじらせる場合が多いのですが…

タマさん

いつも読んで頂きありがとうございます。
ホスピスのスタッフは「できるだけ元気なうちに来て欲しい」と言いますが、現実にはなかなか難しいことです。

何が最高の人生かは十人十色だと思いますが、本人も家族もそう思える時間をみつけてください。

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