男はいくつになっても少年!
先日、何人かの女性達と食事をした際
「彼はいくつになっても子供ね。
全然成長していない!」
と、怒っていた。
言われてみれば、まあ、確かに、彼女のいうことは、それはそれで筋が通っている。
彼は少年のような純粋さを持っている。
その論理は考え抜かれ、研ぎ澄まされている。
しかし、あまりに生真面目でもあるから、まわりの人たちは苦労する。
他人のことはいえない、
私もそんなガキっぽい所が、多分にある。
どうも男性は生まれてから、
少年、青年、お父さんと変わっても、その本質は全く変わらないようだ。
いつまでもたっても少年だ。
しかし、女性は違うようだ。
赤ちゃん、少女、妻、お母さん、おばさん、おばあさん、
と呼び方が変わると、もう全く違った人になる。
「えっ、あんな可愛かった彼女が?」
なんて、びっくりしたことも度々あった。
男はそうした変化を理解せず、
いつまでも昔と同じ女だと思っているから、トラブルが起こるようだ。
女性にすれば、至極当然の変化で、
「何を驚いているの」というわけだ。
人の身体の細胞は「6年で全て入れ替わる」らしいが、
女性はそうして逞しく変貌を遂げていくが、
男性はウジウジと老化した細胞を身体の中に残しているのだろうか。
動物行動学者の竹内久美子さんは
「女性の遺伝子はXX、男性はXYだが、
XYというのは、Xになれなかったからで、
いわば欠陥商品だ」
というようなことをいっていた。
どうもこうした違いに人生の悲劇、喜劇があるように思うが、
そんな違いが面白いと思えるようになるには、
残念ながら、かなりの修業が必要のようだ。
元安川
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