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2015年6月30日 (火)

正しい熱中症対策

暑さに弱い私には辛い季節となりましたが、今年も厚労省は「健康のため水を飲もう推進運動」を行っています。

確かに「体の7割は水である」と言われるように、体にとって水は非常に大切で、重症患者にも、まず水分補給(点滴)が行われます。

ただ、この時期、熱中症対策として、真っ先に水分補給が挙げられることには違和感があります。

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熱中症の原因は高温多湿のところに長く居て、体に熱がこもってしまうことで、水分補給は、それを防ぐ対策の1つであって、水分不足は熱中症の原因ではありません。

また、熱中症で重症となるのは、圧倒的に幼児と高齢者ですが、一般的に高齢者がよく服用している、利尿剤、βブロッカー、血圧硬化剤なども、熱中症になり易いリスク因子となります。

利尿剤は体を脱水症状にしますし、βブロッカーは脈拍を抑え熱中症を悪化させますし、血圧降下剤は体温を下げるために血管を拡げる際に必要以上に血圧が低下する可能性があります。

熱中症対策として一番にあげられるべきは、水分補給ではなく、高温多湿のところに長くいないことです。猛暑の家の中ではエアコンを使うことです。

そして、高齢者、それも薬を飲んでいる高齢者は特に暑さを避けるべきです。

健康のために水を飲むのは良いことですが、一番の熱中症対策ではありません。

熱中症を避けるには、暑いところを避けるのが一番です。

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行水もいいですよ。

投稿: やんじ | 2015年6月30日 (火) 04時39分


やんじさん
その通りですね。
熱中症になる体は発汗による冷却システムが壊れていることも多く、何より行水は手っ取り早く体を冷やします。

ですから、感染症などであまりに熱が高くなった時も、水風呂や冷水シャワーは有効です。

東南アジアでも暑い地方は日常的に行水が見られますし、日本でも昔はそうだったように思います。

投稿: 工場長 | 2015年6月30日 (火) 08時38分

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心と体」カテゴリの記事

コメント

行水もいいですよ。

やんじさん
その通りですね。
熱中症になる体は発汗による冷却システムが壊れていることも多く、何より行水は手っ取り早く体を冷やします。

ですから、感染症などであまりに熱が高くなった時も、水風呂や冷水シャワーは有効です。

東南アジアでも暑い地方は日常的に行水が見られますし、日本でも昔はそうだったように思います。

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