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2015年2月20日 (金)

米国からも違憲の指摘

先日は「安倍晋三は日本の平和主義を捨てて、報復を誓った」というニューヨーク・タイムズの記事を紹介しましたが、そうした海外メディアの報道に対し、日本のテレビ番組では「日本が誤解されているので、もっと説明しないといけない」と解説していました。

どう考えても誤解しているとしたら日本のメディアの方です。

以下は、ちょうど一年前のニューヨーク・タイムズの社説で、タイトルは「戦争と平和と法」(War, Peace and the Law )です。

-------------------- 戦争と平和と法 --------------------

 日本の安倍晋三首相は、正式な修正によらず、彼自身の再解釈をもって、日本国憲法の基本理念を改変するという暴挙に出ようとしている。

 日本国憲法では日本の軍隊(自衛隊)の活動は日本の領土内での防衛に限り許されているというのが一般的理解だが、これに反して安倍氏は、同盟国と協力し日本の領土外で攻撃的な活動を可能とする法律を成立させたがっている。これまで何年にもわたって削減されてきた自衛隊を増強するため、彼は精力的に動いてきた。そして他の国家主義者たちと同様に、彼は日本国憲法の条文にうたわれた平和主義を否定する。

 憲法には「日本国民は…、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と記されている。日本がより広範な役割を果たす前に、憲法の修正がまず必要とされることを、歴代の政権は合意してきた。総理府の内閣法制局は、権力の乱用を防ぐため新しい法律の合憲性を監視する機関だが、これまでこの解釈に同意してきた。

 法制局に立場を反転させるよう圧力をかけるため、安倍氏は8月に通常の手続きを踏まず、法制局長官に部外者の小松一郎を指名した。小松は集団的自衛という考えに同調する外務省官僚であった。安倍氏の選んだ専門家の一団はこの問題に対する報告書を4月に発表し、安倍氏を後押しするであろうと見られている。安倍氏は先の国会で、国民は次の選挙で彼に審判を下すこともできると暗に示したが、それは立憲主義の誤った見方である。安倍氏は当然、日本国憲法を修正する動きに出ることもできるはずである。そのための手続きが面倒すぎるとか、国民に受け入れられないといったことは、法の支配を無視する理由にはならない。

 最高裁は日本国憲法の平和主義的な条項について見解を示すことを長らく避けてきた。安倍氏がもし自らの見解を日本の国に押し付けることに固執するのなら、最高裁は安倍氏の解釈を否定して、どんな指導者でも個人の意思で憲法を書き替えることはできないことを明らかにすべきである。

-------------------- 引用ここまで --------------------

まるで万引き犯が暴力団に咎められているように感じる人もいるかも知れませんが、間違っていることは何一つないように思います。

最高裁が機能せずに、法治国家だとは言えません。

原文は以下で読むことも出来ます。
http://www.nytimes.com/2014/02/20/opinion/war-peace-and-the-law.html

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ニューヨークタイムズを引用して米国からも違憲の指摘って、、、
偏りすぎじゃないですか。ただの中華の代弁ですよ。
他の新聞も紹介したらどうでしょうか?

まぁ、日本国憲法の事を他国にとやかく言われる筋合いはないですが。

投稿: 99999 | 2015年2月20日 (金) 08時02分


99999さん
ニューヨーク・タイムズは米国で第3位の発行部数の日刊新聞で、若干リベラルなバイアスはかかっています。ただ、「中華の代弁」というのは、何か裏付けがあって書かれているのでしょうか。

私は平和に関しては、そもそも有りもしない大量破壊兵器情報を捏造しイラクを攻撃しイスラム国を生み出した米国が言える筋合いではないという意味で「まるで万引き犯が暴力団に咎められている」と書いたのですが、どんな犯罪者が言っても正しいことは正しいので「間違っていることは何一つない」と紹介したわけです。

また、今回紹介したニューヨーク・タイムズの社説は日本国憲法の事をとやかく言っているのではなく、民主主義の基本的なこととして、司法の役割について書いているだけです。

投稿: 工場長 | 2015年2月20日 (金) 08時42分


イスラム教は、本来は穏健な宗教だから、今のイスラム国と言われている人たちなどのテロリストは、イスラム教を自分たちの都合よく解釈していると言われていますよね。
日本の憲法を自分の都合よく解釈し、政治家がそれを行わえないようにする行政の内閣法制局さえ自分の支配下におき、自衛隊を日本軍にして、国際社会という曖昧なものを使い、自分たちに不都合な相手に攻撃をするために法律をつくる、いかにも法のもとにとみせかける今の政府は、いわゆるイスラム国とどこが違うのでしょうか?

投稿: やんじ | 2015年2月21日 (土) 11時33分


やんじさん
解釈改憲しようとしている日本国政府と教義を都合良く解釈するイスラム国、人質を無残に殺してネットにアップするイスラム国と数千人を空爆で殺して成果として発表する有志連合、いずれも、どんな大義があっても許されることではないと思います。

投稿: 工場長 | 2015年2月24日 (火) 08時28分

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

ニューヨークタイムズを引用して米国からも違憲の指摘って、、、
偏りすぎじゃないですか。ただの中華の代弁ですよ。
他の新聞も紹介したらどうでしょうか?

まぁ、日本国憲法の事を他国にとやかく言われる筋合いはないですが。

99999さん
ニューヨーク・タイムズは米国で第3位の発行部数の日刊新聞で、若干リベラルなバイアスはかかっています。ただ、「中華の代弁」というのは、何か裏付けがあって書かれているのでしょうか。

私は平和に関しては、そもそも有りもしない大量破壊兵器情報を捏造しイラクを攻撃しイスラム国を生み出した米国が言える筋合いではないという意味で「まるで万引き犯が暴力団に咎められている」と書いたのですが、どんな犯罪者が言っても正しいことは正しいので「間違っていることは何一つない」と紹介したわけです。

また、今回紹介したニューヨーク・タイムズの社説は日本国憲法の事をとやかく言っているのではなく、民主主義の基本的なこととして、司法の役割について書いているだけです。

イスラム教は、本来は穏健な宗教だから、今のイスラム国と言われている人たちなどのテロリストは、イスラム教を自分たちの都合よく解釈していると言われていますよね。
日本の憲法を自分の都合よく解釈し、政治家がそれを行わえないようにする行政の内閣法制局さえ自分の支配下におき、自衛隊を日本軍にして、国際社会という曖昧なものを使い、自分たちに不都合な相手に攻撃をするために法律をつくる、いかにも法のもとにとみせかける今の政府は、いわゆるイスラム国とどこが違うのでしょうか?

やんじさん
解釈改憲しようとしている日本国政府と教義を都合良く解釈するイスラム国、人質を無残に殺してネットにアップするイスラム国と数千人を空爆で殺して成果として発表する有志連合、いずれも、どんな大義があっても許されることではないと思います。

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